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日本初LCC!ジェットスター航空
設立年/就航年 | 2001/2007年 |
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日本就航路線 |
成田~ケアンズ 成田~ゴールドコースト 成田~メルボルン 関空~ケアンズ 関空~ゴールドコースト |
運賃例 |
成田~ケアンズ片道/25000円 成田~メルボルン片道/28000円 関空~ゴールドコースト片道/33750円 |
航空機/座席数 |
エアバスA330-200/303席 |
設定クラス |
エコノミー、ビジネス エコノミーのみ(ダーウィン線) |
機内サービス (食事・飲み物) |
エコノミークラスは原則有料。ビジネスクラスは無料。 |
日本に初めて就航した国際定期便のLCCが関西~ブリスベン~シドニー線という路線です。これはオーストラリアのLCC「ジェットスター航空」の定期便です。
ジェットスター航空は2004年にオーストラリアのカンタス航空の100%出資子会社として誕生、今ではオーストラリアとニュージーランドを拠点として、オーストラリアの国内では20都市ほど、海外にも14都市という幅広いネットワークがあります。
でも…ジェットスター航空のすごいところはそれだけではありません!
ジェットスター・アジア航空、ジェットスター・パシフィック航空というグループ会社を持ち、別ブランドとしてバリューエアの各社。
グループ全体で考えれば、オーストラリア・ニュージーランド・アジア太平洋と世界14の国への路線があり、週に2400便以上となっています。
当初は関空線から始まり、成田線もいまではあり、成田線はゴールドコースト線とケアンズ線が毎日運航しています。オーストラリアとの路線で、ジェットスター航空は一番便数が多くなっていて、JALの便名をつけたコードシェアも行っています。
ジェットスター航空が他のLCCと違う点はいくつかあります。
通常では短時間飛行が多いため、2~3時間程度に合った機材になっていますが、ジェットスターはエアバスA330-200という通路が2本もある大きなタイプが使われています。そのため、座席数も303席あります。
またA330はエコノミークラス(265席)、ビジネスクラス(38席)と2クラスになっています。
ちなみにこのエコノミークラスは通常通り機内食などは有料サービスとなりますが、ビジネスクラスの場合は、機内食・ドリンク(アルコールもあり)・アメニティ・ブランケットなど全てが無料になっています。LCCだけど、ビジネスクラスはLCCじゃない…と言うカンジですよね。
更に!客室乗務員さんが日本路線では日本人か日本語が通じる人がきちんと乗っているのです。オーストラリアまでの時間を考えると、やはりこれは需要なポイントで、安心して利用することができます。
また、実は予約なども日本語のウェブサイトがあったり、24時間通話無料の日本対応のコールセンターがあったりと、LCCらしからぬ配慮がされているのです。
そのため、LCC初体験でよくわからない…と言う人や、LCCで長距離は不安と言う人でもジェットスターなら安心して利用することができます。
ジェットスター航空のキャンペーン運賃
期間限定のキャンペーンがよく行われるLCCの一つが、ジェットスター航空(グループのジェットスター・アジア航空を含む)。例えば、2009年に関西-ケアンズ線の就航記念運賃を発売しています。料金は、何と100円でした。
また直近では、2011年12月の年末年始に、感謝セールと銘打ち特別セール運賃を発売しています。成田-ケアンズ,関西-ケアンズ線の片道が、1万1500円。ちなみに、諸税などは含まれず払い戻しもできませんが、変更手数料と運賃の差額を支払えば変更可能でした。
さらに2012年1月には、新路線(成田-マニラ-ダーウィン線)の開設を記念して、1日限定の特別セール運賃を発売しています。成田-マニラの片道が3000円,成田-ダーウィンの片道が8000円でした。
※ダーウィン線は現在運行していません。
ちなみに、マニラ線の場合、燃油サーチャージなどを含めても往復の支払総額が1万8000円ほど(有料サービスを最小限にした場合)。同路線で1万円台というのは、激安と言えるでしょう。
ジェットスター航空の乗り継ぎ便
ジェットスター航空はオーストラリアまでの直行便を運航していますが、2012年3月26日からは成田-マニラ-ダーウィン線をさらに開設しました。週4便の運航で、所要時間(乗り継ぎ時間を含む)は約10時間半です。日本からダーウィンへの路線があるのはジェットスター航空だけなので、オーストラリアへの新しいアクセスとして利用価値が高いです。
また、直行便の到着地であるケアンズやゴールドコーストからも、オーストラリアの主要都市(シドニー,メルボルン,アデレード,パース,など)へ乗り継ぎが可能です。乗り継ぎがスムーズなので、旅行プランも立てやすいでしょう。さらに、ニュージーランド方面への乗り継ぎも可能です。
ニュージーランドのオークランドからヴァージン・オーストラリアグループを利用すれば、西サモア,トンガ,クック諸島などの南太平洋方面へも足を伸ばすことができます。