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スターフライヤーの就航路線
スターフライヤーは豪華な機体と快適な乗り心地から非常に人気の高い航空会社ですが、就航都市は6つだけになります。
またかつては国際線もありましたが、現在は国内線しか路線は持っていません。
北九州に拠点を持つ航空会社らしく、北九州への就航路線が強いです。
九州から東京へ、東京から九州への移動に便利です。
就航路線一覧
- 羽田(東京)⇔北九州 1日11往復 22便
- 羽田(東京)⇔福岡 1日8往復 16便
- 羽田(東京)⇔関西(大阪) 1日5往復 10便
- 羽田(東京)⇔山口宇部 1日3往復 6便
- 中部(名古屋)⇔福岡1日3往復 6便
- 北九州⇔沖縄(那覇)1日1往復 2便
スターフライヤーは準LCCの位置づけですが、関西国際空港のターミナルはANAと同じ第一ターミナルを利用します。
羽田空港は福岡・北九州生きは第一ターミナル、関西と山口宇部行きは第二ターミナルからの出発になるので、間違えないように注意してください。
海外にも進出
スターフライヤーでは2012年7月に国際定期便として、北九州⇔釜山線を開設していますが経営悪化に伴い2014年に撤退しています。
現在国際線はチャーター便のみとなっています。
毎年ゴールデンウィークには北九州⇔台北(桃園)で運航していますが、定期便は存在しません(2018年5月現在)
ただし近々、国際線定期便の再参入を目指しています。
今後は海外に行くときにもLCCの料金でありながら快適な機内環境での旅行が実現するかもしれません。
スターフライヤーってどんな航空会社?
スターフライヤーは2006年に就航したLCCです。
北九州空港を拠点にしています。
国内線のほとんどは全日空(ANA)とコードシェア(共同運航)をしています。
スターフライヤーの基本情報
- 正式名称:株式会社スターフライヤー/Star Flyer Inc.
- URL: https://www.starflyer.jp/
- 本拠地:福岡県北九州市小倉南区空港北町6番 北九州空港スターフライヤー本社ビル
- コールセンター:0570-07-3500 年中無休/7:00~23:00
- マイレージサービス:ANAマイル
- 設立:2002年
- 保有機材数:10機
スターフライヤーの歴史
スターフライヤーは2002年に神戸空港株式会社として設立されました。
その後、北九州空港の移転と同時に羽田空港との間に路線を就航させています。
2008年からはANAとコードシェア便を運航しています。
2011年に東京証券取引所第二部に株好き上場しましたが、
2012年以降、経営が悪化し、経営合理化策を進めています。
このため航空券の座席予約システムや搭乗券の控えもANAを利用した際と同じものが発券されます。
スターフライヤーの特徴
黒をベースにしたとてもかっこいい機体でパッと見た感じでは全くLCCだと思わない人が多いかもしれません。
またLCCながら豪華な内装でゆったり座ることができ、なんと、個人ディスプレイやフットレストもついています。
スターフライヤーはANAとコードシェア(共同運航)しているのでANAを経由してスターフライヤー便を予約すればANAマイルを貯めることができます。
スターフライヤーの運賃割引制度
スターフライヤーの普通運賃は大手航空会社の約10%オフの価格です。
値段があまり変わらないように感じるかもしれませんが、各種割引制度が手厚いため、格安で利用することができます。
普通運賃
大手航空会社の10~20%オフに設定されています。
普通運賃の場合、大手航空会社がキャンペーン価格でチケットを販売していると、そちらの方が安くなることもあります。
こちらの運賃で航空券を買うメリットはほぼありません。
そら旅
スターフライヤーを利用するなら”そら旅”を選ぶのがお得です。
80(日前)、60、45、28、21と種類があり、早くに購入すればするほど安く飛行機に乗ることが出来ます。
大体1万円前後で各路線の航空券を購入することができます。
ただし、キャンセルはタイミングによって50%取られてしまいます。
早く予約をすればするほどお得ですが、予定が確定しないうちに購入してしまうと結局高くついてしまいます。
確実に予定が決まってからチケットを購入するようにしましょう。
STAR
直前にスターフライヤーに乗りたい場合にはこちらを利用しましょう。
7(日前)、3、1があってそれぞれの期日までに購入すれば、1万円後半でチケットを購入することができます。
スターQ割
福岡、山口、大分に在住、本籍、在勤の方が利用できるお得な割引きプランです。
スター学割、スターシニア
学生と満65歳以上の方を対象にした割引運賃です。
空席を利用して当日予約をするのではなく、事前に予約して購入できます。
直前購入でも2万円以内で飛行機を抑えることができます。
スターフライヤーの手荷物制限規定
機内持込手荷物
機内に持ち込める手荷物はハンドバッグやカメラ、傘などの身の回りの品に加えて3辺の合計が115cm以内(55cm×40cm×25cm以内)のキャリーバッグ等が1個までです。
また持ち込める手荷物の重量は10kgまでです。
キャリーバッグやボストンバッグの重量には注意しましょう。
お土産を買いすぎてしまった場合には受託手荷物として預けるようにしてください。
特別旅客料金
機内持ち込みサイズを超える荷物で、壊れやすいものに関しては特別旅客料金が必要になります。
楽器や絵画を持ち運ぶ場合には、こちらを利用してください。
料金は全国一律11,300円です。
受託手荷物
規定サイズを超える荷物は受託手荷物として出発時刻の20分前までに出発ロビーの手荷物カウンターで預けます。
預けられる荷物は3辺の和の合計が203cm以内で20kgまでのものです。
個数制限はありませんので荷物が増える場合にはいくつかのバッグにわけて持込ましょう。
重量超過手荷物料金
重量をオーバーした受託手荷物については以下の通り料金が発生します。
- 1~10kg 2,500円
- 11~20kg 3,500円
- 21~30kg 4,500円
- 以降10kgごとに 1000円
貴重品
高価な物、貴重品(PC、携帯電話、カメラ、デジカメ、絵画、時計)や陶器やガラス製品など壊れやすいものは預けることができません。
手荷物として機内に持込ましょう。
スターフライヤーの各種手数料・有料サービス等
取消手数料
予約したチケットをキャンセルする場合にかかります。
普通運賃は無料ですが、そら旅で予約した場合には支払った運賃の10~50%がキャンセル料としてマイナスされた上で返金されます。
STARは区間別で1000~1500円です。
払戻手数料
チケットをキャンセルする場合にかかる払戻手数料です。
どの運賃でも一律430円かかります。
小児運賃
スターフライヤーでは満3歳以上12歳未満のお子様に小児運賃が適用されます。
同行する大人が割引運賃を利用する場合には、割引運賃と小児運賃を比較し、安い方の料金が適用されます。
超過手荷物料金
超過分10kgまで2500円、以降10kgごとに1000円追加されます。
無料のサービス
スターフライヤーでは無料のサービスが充実しています。
ドリンクサービスはアルコールを除き無料で提供されます。
タリーズと提携しているためオリジナルブレンドのコーヒーが無料で飲めます。
また全席にタッチパネル式の液晶モニターが設置されています。
12チャンネルの映画やニュースなどの動画、クラシックなど音楽チャンネルを無料で見ることができます。
座席指定について
スターフライヤーは事前に指定できる座席数に限りがあります。
特に座席指定料金はかかりません。
指定できなかった場合には当日搭乗前に座席を指定してください。
人気の座席は早めに埋まってしまうので、早めに到着するのが良いでしょう。
スターフライヤーの口コミを調べてみました
乗り心地・内装・座席間隔などについて
スターフライヤーの乗り心地
スターフライヤーは準LCCですが豪華なシートが特徴です。
JALやANAと同様の作りになっているのでゆったり座ることができます。
通常のLCCではA320の座席数が180なのに対してスターフライヤーのA320の座席数は150です。
つまり30席分スペースが広々しているのです。
ANAやJALのA320が164なので、大手航空会社よりもゆったり座れます。
実際に口コミ情報を見ても「ゆったりしていて快適だった」
「くつろいだ時間を過ごすことができた」と好評です。
また好評だったのがヘッドレストが調整できる点です。
高さと左右の角度を調整できるので自分好みの座り心地にできます。
スターフライヤーの内装
スターフライヤーは機体が黒をメインとしたかっこよくスタイリッシュなデザインです。
内装も黒をベースにし、部分的に白を使い、大変落ち着いてクール、スタイリッシュな雰囲気です。
全体的に大人な空間になっています。
スターフライヤーの座席間隔
座席間隔はLCCだと71cmですがスターフライヤーは91cmです。
20cmというと相当の広さですよね。
大柄な方、背が高い方、男性の方でも余裕持って座れますし足を組むこともできます。
前の座席に付いているテーブルを開いてノートパソコンを乗せてちょっとした作業をすることもできるくらいです。
ビジネス利用をするサラリーマンの方からも時間を有効的に使えると大変好評のようです。
機内食・サービスの質・CAの雰囲気などについて
スターフライヤーの機内食
スターフライヤーは短距離路線がメインのため機内食の提供はありません。
食事を摂りたい場合は軽食を購入しましょう。
玄米とポルチーニ茸のクリームリゾットが全路線で発売されています。
その他提供されるのは無料ドリンクです。
タリーズと提携を結んでいるため、オリジナルブレンドのタリーズコーヒーを無料で飲むことができます。
コーヒーが苦手な方にはオニオンスープ、ミネストローネも用意されています。
コーヒーは大変美味しいと評判です。
スターフライヤーのサービスの質
スターフライヤーはかなりサービスの質が高いことで知られる航空会社です。
LCCとしては少し値段が高い傾向にありますが、羽田空港を利用できる便利さや、ANAとのコードシェア便であることなどから人気が高くなっています。
ドリンクサービスも無料で、おかわりをすることもできます。
いたれりつくせりのサービスが受けられると評判です。
事実、8年連続で顧客満足度1位を獲得しています。
スターフライヤーには根強いファンがいて、スターフライヤー以外には乗りたくないという人までいるようです。
スターフライヤーのCAの雰囲気
スターフライヤーのCAさんは黒の制服を着ています。
黒い機体に黒い内装、そして黒い服を着たスタイリッシュなCAさんです。
制服のデザインはスタイリッシュで、とてもかっこいいのですが、CAさんの雰囲気は親切で温かみのある応対だと評判です。