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2020年にピーチとの経営統合が決定
バニラエアは2019年10月27日よりPeachとして運航を開始しています。
ピーチ路線はこちらから
設立年/就航年 | 2011/2012年(2013年エアアジアジャパンからバニラエアに改名&経営形態変更) 2020年にピーチと経営統合 |
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日本/海外就航路線 | 成田~新千歳(2019年9月からピーチ引継ぎ) 成田~奄美(2019年10月からピーチ引継ぎ) 成田~那覇(2019年6月からピーチ引継ぎ) 成田~石垣(2019年9月で終了) 成田~桃園(台北)(2019年10月で終了) 成田~高雄(2019年9月で終了) 成田~香港(2019年5月で終了) 関西~奄美(2019年5月で終了) 関西~桃園(台北)(2019年5月からピーチ引継ぎ) 福岡~桃園(台北)(2019年10月で終了) 那覇~石垣(2019年5月で終了) 那覇~桃園(台北)(2019年6月からピーチ引継ぎ) |
運賃例 | 成田~札幌(新千歳)片道/4580円
成田~那覇片道/6680円 |
航空機/座席数 | エアバスA320/180席 |
設定クラス | 普通席 |
機内サービス
(食事・飲み物) |
有料 |
注:2013年6月にエアアジアとANAの提携が解消。「バニラエア」と改名して、ANAの完全子会社として現在運行中
マレーシアのLCCのエアアジアとANAが共同出資したのがエアアジア・ジャパン。ANA系のLCCとしてピーチに続いて誕生しました。
エアアジアXは知っている方も多いと思いますが、こちらはエアアジアグループの中で中長距離路線を担当。一方エアアジアジャパンは日本発着の近距離の国内・国際路線を担当する形となります。
2012年の8月に成田から札幌・福岡・那覇の国内3路線を就航。それに続いて2012年10月には成田~ソウル(仁川)・釜山の国際2路線が就航開始しました。アジア最大級のLCCとして有名なエアアジア。今後東南アジアなど多くのレジャー路線が増えることを期待したいですよね。
ちなみに機材はA320ですが、今後はエアバスA330という中型機も導入が予定されているため、成田から中型機で幅広いエリアへ運航してもらいたいものです。
また、成田以外からも国内線・国際線が増えてくれると、空の旅がますます快適になりますよね。
2011年から2014年にかけて、日本のLCCも活性化してきているため、今後エアアジア・ジャパンも・・・と密かな期待ができます。
バニラエアは2018年4月現在国内外合わせて14路線に就航しています。
元々日本とリゾート地を結ぶ目的で設立された航空会社のためビジネス利用というよりはリゾート目的で利用される方が多いです。
料金はシンプルプランの最安値価格を表記しています。
ピーク時には最低価格が変動します。
またオプションによっても料金が変動します。
尚、時期や曜日によっては運航されていない路線もあるので予約時には公式サイトで確認しましょう。
バニラエアってどんなLCC?
バニラエアは成田空港に拠点をおく日本のLCCです。
国内線と国際線の両方の路線を持っています。
バニラエアの基本情報
- 正式名称: バニラ・エア株式会社/Vanilla Air Inc.
- URL: https://www.vanilla-air.com/jp/
- 本社所在地:千葉県成田市古込字古込1番地1
- 問い合わせ先:0570-6666-03(日本語/英語)
- マイレージサービス:なし
- 設立:2011年8月31日
- 保有機材数:14機
- 親会社:ANAホールディングス
バニラエアの歴史
バニラエアは全日空とマレーシアのエアアジアが共同出資してエアアジア・ジャパンとして設立されました。
その後、エアアジアと提携が解消され、一時運航が休止されましたが称号が「バニラエア」に変更となり運行再開になりました。
2014年に設立されたエアアジア・ジャパンとは別の航空会社です。
2019年度末を目処に同じくANAの子会社であるPeachとの経営統合が行われる予定です。
バニラエアの特徴
バニラエアは白い機体で、後方が黄色になっています。
バニラアイスクリームをイメージした配色です。
またリゾートをメインにした航空会社なので日本とリゾート地をつなぐ路線が多いことが特徴となっています。
ANAが100%出資しているLCCなので管理体制、接客などもしっかりしていると評判です。
料金に関しては他のLCCより特別安いなどの特徴はありません。
ただトータルとして使いやすいLCCであるのは確かです。
バニラエアの運賃割引制度
バニラエアの運賃は3種類です。
常時販売しているのは「コミコミバニラ」と「シンプルバニラ」で、期間限定の不定期で超お得な「わくわくバニラ」が発売になります。
バニラエアの運賃は空席連動性となっています。
座席数に応じて料金が変動するシステムです。
座席数が少なくなればなるほど、料金も高くなってしまうので旅行の日程が決まった段階で、すぐに予約するのが一番お得といえるでしょう。
コミコミバニラ
レジャーやリゾートを楽しみたい方向けのプランです。
ファミリーやグループで旅行をする時に便利です。
ビジネスで飛行機を利用する場合には手荷物はそれほど多くなりませんが、レジャーやリゾートの場合には滞在期間が比較的長くなることからもどうしても荷物やお土産が多くなってしまいます。
コミコミバニラでは20kgまで手荷物のお預けが無料です。
またスタンダードシートの座席指定が無料なのでグループで旅行をするときにも隣同士の座席に座ることができます。
シンプルバニラ
とにかく安く飛行機に乗りたい方にピッタリです。
日帰りや一人で旅行をされる場合には最低料金で飛行機に乗れます。
受託手荷物は有料になりますが、カバン一つで飛行機に乗れる方や座席がバラバラでも気にしないという場合には大変お得です。
わくわくバニラ
期間限定の不定期で発売される超格安チケットです。
料金はシンプルバニラより安くなりますが基本的なサービス等はシンプルバニラプランと同様です。
ただし、便・日付の変更と払い戻しはできません。
バニラエアの手荷物制限規定
機内持ち込み手荷物
バニラエアで機内に持ち込める荷物は運賃プランに関わらず一律です。
- 各辺が55cmX40cmX25cm以内かつ、三辺の合計が115cm以内
- 身の回りの品(ハンドバッグやPCバッグ)1個+手荷物1個
- 2個の重さの合計は7kgまで
お土産などを空港の売店で購入したときには注意が必要です。
持ち込める荷物は2個までと決まっているからです。
貴重品を入れたカバンと洋服などを入れたキャリーバッグに加えて売店で購入したお土産を入れた紙袋を持ち込むことはできません。
お土産はキャリーバッグの中に入れて持ち込むか、入れられない場合にはキャリーバッグを受託手荷物として預けなければいけません。
カメラや傘も身の回りの品としてカウントされます。
バニラエアを利用する場合には傘は折りたたみにして収納し、カメラもハンドバッグかキャリーケースの中に入れて持ち込みましょう。
受託手荷物
バニラエアはリゾートやレジャー向けに特化した飛行機なので20kg以下の荷物は無料で預けることができます(コミコミバニラ)。
20kgというとかなり大きなスーツケースも預けられます。
1週間程度の海外旅行でも十分カバーできます。
シンプルバニラの場合には別途料金が2,000~4,000円かかります。
また超過した荷物じゃ追加で1個あたり1,000円です。
定形外の荷物も1個あたり2,000円~4,000円です。
エリアによって料金は変動します。
バニラエアの各種手数料・有料サービス等
バニラエアはオプション料金が多く、わかりにくいと感じる方も多いようです。
基本的に基本の運賃にオプションで料金が加算されると考えておきましょう。
座席指定料
コミコミバニラの場合はスタンダートシートもアップフロントシートも無料で指定することができます。
※アップフロントシートは数が少なく人気のため早めに埋まってしまいます
リラックスシートはエリア別に1,000円~1,600円で指定ができます。
シンプルバニラ、わくわくバニラの場合には座席の種類とエリアによって500円~1500円の指定料がかかります。
支払手数料
新規航空券の予約時に支払手数料が必要です。
コンビニ支払いの場合は700円、クレジットカードやキャリア決済の場合には600円です。
窓口で予約する場合には1,000~2,000円です。
空港使用料
航空券を購入する際に、空港使用料の支払いが必要です。
国内線(東京 成田発着時) 12歳以上380円、12歳未満190円です。
成田を利用しない場合には空港使用料は徴収されません。
国際線の場合は使用する空港によって空港使用料が変わります。
乳幼児(2歳未満)運賃
どの運賃プランでも一律1500円です。
領収書・搭乗証明書の発行
オンライン発行は無料ですが、予約センターで発行する場合には1,000円かかります。
払戻手数料
コミコミバニラの場合は3,000~5,000円です。
シンプルバニラ、わくわくバニラは払戻ができません。
予約変更手数料
コミコミの場合は一律500円です。
シンプルプランの場合には4,000円です。
わくわくバニラの変更はできません。
バニラエアの口コミを調べてみました
乗り心地・内装・座席間隔などについて
バニラエアの乗り心地
バニラエアの乗り心地は一般的なLCCと比べて特別良い、悪いという評判はありませんでした。
ただシート上部にポケットを設置したジェットスターとは違い、シートの下部にポケットがある上に、ドリンクホルダーがありません。
なのでペットボトルなどの小物を足下に収納することになり、若干使い勝手は良くないようです。
バニラエアの内装
機体は前の部分が白く、後方が黄色くなったデザインのバニラエアはバニラアイスクリームをイメージしています。
爽やかな印象の機体ですが、座席はネイビーブルーで落ち着いた印象となっています。
(一部機体では座席が黒になっているようです。)
荷物棚に黄色が使われており、リゾート利用にピッタリな雰囲気です。
バニラエアの座席間隔
座席間隔は74cm(29インチ)でピーチじゃジェットスタージャパンなどのLCCと同じ水準となっています。
細身の方や小柄な方なら特に問題なく座れます。
背の高い男性や大柄な体型の方の場合には窮屈に感じることも多いようです。
足を組むことはできませんし、膝にお子様を乗せる場合にはかなり狭く感じるようなので、幼児用の座席を確保したほうが良いようです。
その他
基本的に座席を倒すことはできないと考えていたほうが良いでしょう。
後ろの座席が空席であれば倒すことができますが、後ろの座席に人が座っている場合には座席をリクライニングさせることはできません。
座席幅が気になる方はリラックスシートを選ぶと良いでしょう。
機内食・サービスの質・CAの雰囲気などについて
バニラエアの機内食
バニラエアでは有料で機内食を食べることができます。
- 北海道名物 豚丼 750円
- バニラエア特製てりやきチキンバーガー 650円
- 洋食屋さんのハンバーグカレー 750円
- たまごサンドとオニオンスープのセット 400円
- クロワッサン付き 三ツ星キッチンビーフシチュー 500円
- クロワッサン付き 三ツ星キッチン3種のチーズクリームパスタ 500円
- 炙りさけ雑炊 350円
この他スナック、軽食、ドリンクも有料で販売されています。
バニラエアのサービスの質
バニラエアはLCCとしては後続のグループになります。
その他LCCがすでにがっちりと顧客を掴んでいる中、登場した航空会社ということもあり、お金のかからない範囲でサービスには力を入れているようです。
またコミコミバニラ運賃の場合、受託手荷物が20kgまで無料というのが好評です。
海外旅行や長期滞在の場合にはどうしても荷物が大きくなってしまいます。
せっかく運賃が安くても手荷物代で手数料を取られるとトータルでの金額が結局高くなってしまいます。
バニラエアでは無料で預けられるのでトータルで運賃を安く抑えることができますね。
バニラエアのCAの雰囲気
バニラエアのCAさんはフレンドリーな人が多いようです。
シニアフライトアテンダント・竹内幹さんの機内アナウンスが大変おもしろいと話題になっていました。
機内アナウンスには基本マニュアルがありますが、現場の乗車員が自由にして良いという規定もあるようで搭乗する飛行機によってはユニークな機内アナウンスが聞けるかもしれません。
2019年バニラエアはピーチアビエーションと経営統合。
バニラエアは2019年10月27日よりPeachとして運航を開始しています。