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注目のLCC!ピーチ・アビエーションの時刻表・路線データ
設立年/就航年 | 2011/2012年 |
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日本就航路線 | 国内線
成田~新千歳 国際線 新千歳~仁川(ソウル) |
運賃例 | 関空~札幌片道/4790円
関空~福岡片道/3590円 関空~長崎片道/3590円 関空~鹿児島片道/4290円 関空~ソウル片道/5280円 |
航空機/座席数 | エアバスA320/180席 |
設定クラス | 普通席 |
機内サービス
(食事・飲み物) |
有料 |
ピーチ時刻表はこちらから検索できます
2011年2月に注目のLCCが誕生しました!
ANAと香港の投資会社の共同で設立されたLCCピーチ航空(正式名称:ピーチ・アビエーション)。
LCCには色々なカラーがありますが、名前にピッタリなカラーで、女性にも親しみやすいような感じです。
安全を大前提と言うコンセプトも嬉しいですが、何よりも「365日低運賃を提供」と言うところに期待をしたいです。
国内線では関西~札幌線が毎日3便、関西~福岡線が毎日4便。そして、初めての国際線は関西~ソウル線が予定されています。
海外ではLCCが当然!と言う国もありますが、日本で初めて関空をベースにしたピーチ。今後も日本国内のネットワークを広げるだけではなく、国際線もどんどん広げて欲しいものですね。
ちなみに機材はエアバスA320と定番の機材になっています。
コンセプト通り、より良い空の旅を期待したいところですが、日本でもLCCが本格化してきている今だからこそ、今後のサービスやビジネス戦略も気になるところです。
ピーチの路線
大手系列の新LCCの中で先陣を切ったのが、ピーチ・アビエーション。ANA系列で、関西空港を拠点に展開中です。
2012年3月1日には、新千歳線と福岡線の運航を始めました。また同年3月25日には、長崎線を開設しています。さらに4月1日には、4路線目となる鹿児島線、続いて那覇線を開設しました。今後もネットワークを拡大する予定です。
ちなみに、関西と福岡,長崎,鹿児島を結ぶ路線は、LCCとしては初めての路線展開となります。それに対して、関西と札幌(新千歳)、那覇を結ぶ路線は、ジェットスタージャパンとの競合路線となっています。
2020年にピーチは大きく変わります
同じくANAホールディングスの子会社であるバニラエアとの経営統合が2020年3月までに行われる予定です。
成田空港を拠点とするバニラエアとの統合で就航路線が増えれば更に旅行や出張などで利用しやすくなるでしょう。
ピーチってどんなLCC?
ピーチは関西国際空港を拠点にするLCCです。
ANAホールディングスの連結子会社で那覇空港を第二拠点としています。
ピーチの基本情報
- 正式名称:Peach Aviation株式会社(ピーチ・アビエーション)
- URL: https://www.flypeach.com/pc/jp
- 本社所在地:大阪府泉南郡田尻町泉州空港中1番地エアロプラザ3階
- 問い合わせ先:0570-001-292 受付時間 9:00~18:00 年中無休
- マイレージサービス:なし
- 設立:2011年2月10日
- 保有機材数:20機
- 親会社:ANAホールディングス
ピーチの歴史
国内LCC元年と言われた2011年に設立された航空会社です。
就航開始から約1年半で累計登場者数300万人を達成し、リピーターが非常に多くなっています。
2020年3月までにバニラエアと経営統合する予定で、関西、那覇に加えて成田も拠点となるようです。
ピーチの特徴
白と紫がかったピンクでデザインされた機体でちょっと派手なので遠目でも「ピーチの飛行機だ!」と一目で分かるデザインです。
他のLCCに比べて搭乗率が高く日本のLCCとしてはダントツです。
就航率が99.8%と高く安心して利用できると評判です。
またピーチの機内食は美味しいことで知られています。
ピーチオリジナルのデニッシュ、アイスは大人気の商品で、お好み焼き、たこ焼き、近畿大学とのコラボ商品であるうなぎ味のなまずなどユニークな軽食が話題です。
機内アナウンスも特徴的です。
関西出身のCAは関西弁でアナウンスを行っており、最後のお礼では「ほんまおおきに~!」と大阪弁で締めくくるのがお約束です。
ピーチの運賃割引制度
ピーチの運賃は大きく3つに分かれています。
シンプルピーチ(旧Happy Peach)
- 機内持ち込み手荷物:10kgまで
- 受託手荷物:有料
- 座席指定:有料
- フライト変更手数料:有料
- フライトキャンセル時の払い戻し:×
- 購入期限:搭乗日2日前の23:59まで
シンプルピーチの運賃例
- 大阪―札幌 4,890円~32,190円
- 大阪―東京 3,490円~17,190円
- 大阪―福岡 3,890円~19,990円
- 大阪―那覇 4,890円~30,590円
- 東京―福岡 4,790円~29,990円
- 札幌―福岡 5,290円~31,990円
バリューピーチ(旧Happy Peach Plus)
- 機内持ち込み手荷物:10kgまで
- 受託手荷物:1個無料
- 座席指定:プレジャーシート・スタンダードシート無料
- フライト変更手数料:無料
- フライトキャンセル時の払い戻し:差額をピーチポイントにてお返し
- 購入期限:予定出発時刻の1時間前まで
バリューピーチの運賃例
- 大阪―札幌 7,390円~36,190円
- 大阪―東京 5,390円~21,690円
- 大阪―福岡 5,790円~23,790円
- 大阪―那覇 7,390円~34,590円
- 東京―福岡 7,290円~34,490円
- 札幌―福岡 8,190円~37,090円
プライムピーチ
- 機内持ち込み手荷物:10kgまで
- 受託手荷物:2個無料
- 座席指定:スマートシート・プレジャーシート・スタンダードシート無料
- フライト変更手数料:無料
- フライトキャンセル時の払い戻し:運賃全額をピーチポイントにてお返し
- 購入期限:予定出発時刻の1時間前まで
プライムピーチの運賃例
- 大阪―札幌 9,670円~38,470円
- 大阪―東京 7,220円~23,520円
- 大阪―福岡 7,620円~25,620円
- 大阪―那覇 7,420円~27,320円
- 東京―福岡 9,570円~36,770円
- 札幌―福岡 10,470円~39,370円
ピーチの手荷物制限規定
持ち込める手荷物の個数
ピーチは機内に持ち込む手荷物は2個合わせて10kgまでと決まっています。
これはどの運賃タイプでも同様で、2個10kgまでなら無料です。
10kgを超える手荷物は持ち込むことができません。
注意が必要なのは「2個」という個数制限です。
例えばハンドバッグとトートバッグで2個です。
ハンドバッグとお土産の紙袋でも2個です。
リュックとお弁当の入ったコンビニ袋と傘なら3個になります。
お弁当をリュックに収納できるなら持ち込めますがリュックに収納できない場合には手荷物は3個になるため1つは預けなくてはいけません。
首からかけているカメラも同様で1個扱いになります。
手荷物を預けたくないなら、搭乗前に計算して荷造りをしましょう。
手荷物のサイズ
大きさは荷物のサイズの3辺が25cm×40cm×50cm以内です。
3辺の合計が115cm以内であればOKではなく、それぞれ規定の長さ以内に収めなくてはいけません。
手荷物を預ける場合
手荷物を預ける場合には、運賃プランと路線によって異なります。
バリューピーチ運賃は1個まで、プライムピーチ運賃は2個まで無料で預けることができます。
シンプルピーチで予約した場合には1,200円~3,880円かかります。
また1個の重量が20kgを超える手荷物を預ける場合には2,110円~3,050円かかります。
観光に行く場合など荷物が増えそうな時には往路は荷物少なめでシンプルピーチ、復路は荷物がふえるのでプライムピーチで予約するなど工夫すると良いでしょう。
ピーチの各種手数料・有料サービス等
ピーチには様々な手数料があります。
利用する運賃のプランや予約の方法、路線によって変わります。
予約手数料
ピーチはネット以外の方法で予約をすると手数料がかかります。
以下は片道の手数料です。往復の場合は倍かかります。
- コンタクトセンター:国内線1,620円、国際線2,160円
- 空港カウンター:国際線2,700円、国際線3,240円
支払い手数料
支払手数料は支払い方法によって変わります。
クレジットカード
一律:440円
コンビニ、ATM、ネットバンキング
インターネット:550円
その他:不可
銀聯、アリペイ
インターネット:440円
その他:不可
ピーチポイント
一律:200円
座席指定料
座席指定は有料です。
ピーチ国内線の座席指定料
インターネット申し込み
スタンダード:シンプル400円、バリュー無料、プライム無料
プレジャー:シンプル500円、バリュー無料、プライム無料
スマート:シンプル650円、バリュー650円、プライム無料
ファスト:シンプル1,300円、バリュー1,300円、プライム1,300円
コンタクトセンター、空港カウンター申し込み
スタンダード:シンプル570円、バリュー無料、プライム無料
プレジャー:シンプル720円、バリュー無料、プライム無料
スマート:シンプル870円、バリュー870円、プライム無料
ファスト:シンプル1,520円、バリュー1,520円、プライム1,520円
ピーチ国際線の座席指定料
インターネット申し込み
スタンダード:シンプル600円、バリュー無料、プライム無料
プレジャー:シンプル850円、バリュー無料、プライム無料
スマート:シンプル1,100円、バリュー1,100円、プライム無料
ファスト:シンプル2,200円、バリュー2,200円、プライム2,200円
コンタクトセンター、空港カウンター申し込み
スタンダード:シンプル930円、バリュー無料、プライム無料
プレジャー:シンプル1,180円、バリュー無料、プライム無料
スマート:シンプル1,430円、バリュー1,430円、プライム無料
ファスト:シンプル2,530円、バリュー2,530円、プライム2,530円
ピーチの口コミを調べてみました
ピーチの乗り心地・内装・座席間隔などについて
ピーチの乗り心地
格安航空であるということを考慮すると乗り心地は悪くないようです。
窓側と通路側は比較的過ごしやすいので座席指定をすると良いでしょう。
後ろに人がいなければ座席を倒すことができますが、混雑している機内では座席を倒すことはできないと考えたほうが良さそうです。
ピーチの内装
紫を貴重とした落ち着ける内装という声でした。
全体的に明るい印象の内装で女性に印象が良いようです。
ピーチの座席間隔
基本的な座席間隔は74cm(29インチ)とLCCとしては一般的なものです。
ANAやJALに乗りなれている人の場合、狭く感じることがあるようです。
また背の高いの人の場合は窮屈に感じることが多いです。
背の低い小柄な方でも足を組むスペースはありません。
ジェットスターよりは広いという声もありました。
その他
関空は第二ターミナルまで移動するのが面倒という声が多くありました。
リムジンバスは第二ターミナルにもバス停がありますが、電車でアクセスする場合、第二ターミナルで下車したあとに空港内連絡バスで第二ターミナルまで移動の必要があり面倒さを感じる方が多いようです。
時間にシビアであるという声も多くありました。
第二ターミナルまでの移動時間を考慮していなかった場合などギリギリの時間になってしまう方もいますが、規定の時間までに到着していない場合は容赦なく搭乗を断られてしまうという声がありました。
ピーチの機内食・サービスの質・CAの雰囲気などについて
ピーチの機内食
機内食は関西を拠点としている航空会社というだけあって、お好み焼きやたこ焼きなど他の航空会社にはない軽食を扱っています。
こだわりのアイスは評判です。
ただし口コミ情報を調べてもあまり機内食を食べている人はいないようです。
狭い機内なのであまりゴソゴソとするのを憚られると感じる方が多い印象です。
機内食が有料のため、食事が必要な場合は飛行機内に搭乗する前に済ませる方がほとんどでした。
ピーチのサービスの質
ピーチはLCCですのでサービスは期待しないほうが良いようです。
ひざ掛けの無料レンタルはありません。
有料での貸出も行われていませんので、機内の温度が気になる場合には予め体温調整できるものを持っていきましょう。
全席において映画を見られるテレビもありません。
機内Wi-Fiも導入されていません。
ピーチのCAの雰囲気
CAさんの雰囲気はフレンドリーで親しみやすい方が多いようです。
機内アナウンスが大阪弁で行われることもあり、採用条件でも素朴で明るく、関西人に愛される人材を採用しているようです。
ANAの子会社ということもあって、CAさんの教育は行き届いていると感じている方が多いようでした。
その他
ピーチは食べ物の持込みが禁止ではありません。
機内食は魅力的ですが、よほどこだわりがない限り、適当なものを持ち込むのが良いようです。
ANAやJALなどレガシーキャリアに乗り慣れている人の場合、サービスの簡素さに驚く方もいました。
チケット代を考えると口コミ評判は悪くありません。