LCCで世界一周できるの?答えはできます!
LCCだけを使って世界一周旅行ができることを御存知ですか?
実はLCCを乗り継ぐことで世界一周旅行が実現できるのです。
現在世界で運航しているLCCは約120社あります。
欧州50社、北米10数社、中南米10社、アジア・オセアニア30社、中東で20社が大体の内訳となっています。
時差の少ない西回りで世界一周をするなら、ルートはこうなります。
【羽田】からエアアジアXで【クアラルンプール】へ行き、エアアジアXで【ロンドン】へ。
エアベルリンを使って【ニューヨーク】に行ったらジェットブルーに乗って【ロサンゼルス】へ向かいます。
そこからVオーストラリアで【シドニー】へ行き、ジェットスターで【成田】へ戻ります。
かつてLCCと言えば短距離での運航がメインでした。
しかし現在では新たなビジネスモデルを求めて一部の航空会社が太平洋・大西洋を越えた運航を始めています。
エアアジアX,ジェットスターがアジアでは長距離線を展開しています。
エアアジアXはロンドン、パリ、東京、ソウルに乗りいれておりVオーストラリアはアメリカ西岸線を就航しています。
世界一周出来るルートは上記以外にも沢山あります。
ヨーロッパのLCCではエアーベルリン、TUIflyが大西洋路線を就航していますしラインエアやウエストジェットも大西洋路線を検討中です。
東回りの場合には、まずオーストラリアへ行き、ホノルル経由でアメリカ西岸線へ行きます。運賃総額は15万円~20万円です。
近くの空港から近くの空港へ乗り継ぐことで低価格で世界一周旅行が実現できるのです。
LCCで格安世界一周旅行を体験するプラン
アメリカからヨーロッパ、アジア、そして今では世界が繋がるLCC。そんなLCCだからこそ、世界一周をすることも夢ではありません。
大手より安価な運賃、そして国内線・短距離線で自分のルートを計画できるのも魅力です。
また、短距離だけではなく中・長距離もLCC路線にはあります。日本でも良く知られているエアアジアX、エアアジアグループもそうですよね。
日本から世界一周をしようと思うと、実はかなりたくさんのプランを立てることができ、西回り(アジア回り)と東回り(北米回り)どちらも可能になります。
ちなみにオススメなのは西回り。なぜなら、こちらの方が時差の影響が少ないからです。
行きたい国があったり、寄り道や他路線もありますが、代表的な簡単な路線を紹介していきたいと思います。
まず日本から便利なところへ…と考えると、おなじみのエアアジアXでクアラルンプールへ。(羽田からも関空からもクアラルンプール便あり)
このエアアジアXのメリットは「スルーチェックインサービス」。このサービスはあるところとないところがありますが、クアラルンプールからパリやロンドンへノンストップ便で飛ぶことができてサービスも受けられます。
ちなみにエアアジアXの関空~クアラルンプール便は週4便あって、乗継がオススメの出発日は月曜です。クアラルンプールからパリまでの便は深夜~朝なので、機内で睡眠をとることができます。そのため、この際はシートをランクアップしておくのも良いでしょう。
パリからローマは近いのですが、観光旅行地としてオススメなので、パリとローマで1泊ずつするのをオススメします。
イージージェット利用で運賃は
パリ~ローマは3600円ほど、ローマ~ベルリンは2400円ほど。
パリ~ベルリンとタイミングがあえば、トントン拍子に行くのも良いかもしれませんが、せっかくなので、パリ・ローマ・ベルリンではそれぞれ宿泊して観光したいところ。人気の3都市なので、オススメです!
そこで満喫したら、エアベルリンでベルリン~ニューヨーク直行便で。
(エアベルリン以外にもLCC路線はありますが、運航数は少なくなっています。)
もちろんニューヨークで宿泊したあとはジェットブルーでロサンゼルスへ行き宿泊。
その後、ウェストジェットでロサンゼルス~バンクーバー~ホノルルと渡り、ホノルルで宿泊。
ホノルルからはジェットスターでシドニーへ飛び宿泊。
そしてジェットスター航空のゴールドコースト乗継か経由便でシドニーから関西へ。
これだけの世界一周なら最短10日間。
各1区間で10区間で世界一周しても、運賃は13万程度におさまります。とはいっても、燃油サーチャージや諸税などがあり、各航空会社の有料サービスによっても総額は違いますのご注意を。
もちろんよくある世界一周旅行空港券を比較すれば、かなり安価になりますし、大手とLCCだけを比較しても変わってきます。
そして何よりも、LCCのメリットは今回例にしたプランだけではないということ!簡単でわかりやすいシンプルプランになっていますが、自分の行きたい国があれば、そのLCCを繋いで行き、好きなところで宿泊することもできますし、宿泊せずに気に入ったところまではどんどん飛び回るという方法もあります。
ヨーロッパや北米ではたくさんのルートがあり、インドや中東、北アフリカなど色々な国を楽しんでからヨーロッパに行くという方法もあります。
世界中好きな国をチョイスして、自分の好きな国を繋ぎ合わせるなんて、かなり贅沢な世界旅行を楽しめそうです。
LCCで贅沢アジア&ヨーロッパ旅行の世界半周プラン
海外旅行というと、その国かその隣の国というのが多いですが、LCCのメリットを活かすと、プラスαの旅行を楽しむことができるのです。
なぜなら、海外LCCの本拠地は「アジア」が多いから。
例えば、日本でもおなじみのエアアジアグループ。
本拠地はクアラルンプールになっていますが、日本~クアラルンプール~ヨーロッパとエアアジア乗り継ぎでヨーロッパ旅行もできてしまうのです。しかも、ヨーロッパへはノンストップ便があるのも嬉しいところ。クアラルンプールから、ヨーロッパへはロンドンとパリの2路線があり、14時間ほどでいくことができます。
ただし!注意してほしいのは、発着空港。ロンドン発着は通常日本の大手はヒースロー空港ですが、ガトウィック空港(第2空港)、同じようにパリ発着も同じ第2空港のオルリー空港になっています。
エアアジアは毎日運航ではなく、乗継にも時間がかかるため、乗継メインとして考えず、クアラルンプールとヨーロッパの2つの国で数日の旅行を楽しむゆったり旅行にオススメです。
そんなにスケジュールに余裕がないと言う人は、ゴールデンウィークに上手に予定が立てられるのであれば、ゴールデンウィークにアジア・ヨーロッパ旅行を楽しんでみてはどうでしょう。
ゴールデンウィークは日本のイベントのため、海外は関係ありません。つまり、エアアジアグループを利用するのも、日本ではゴールデンウィークは海外旅行のピークだとしても、運賃が上がるということはなく、海外のホテル代にしても高騰しないメリットがあります。
日本では予約がいっぱいだったり、ゴールデンウィーク料金になっていたりしますが、海外ではそれがないので、日本を脱出してみてはどうでしょう。
アジアとヨーロッパと2つ楽しめて、そのうえ格安となれば、乗継だけではなく、ぜひ時間にゆとりがある時に楽しみたい旅行です。
どうせなら、ペナンやランカウイなどのリゾート地もありますので、選択肢にいれてみるのも良いのでは?
インド・スリランカに立ち寄りたい場合のLCC利用法
LCCというと身近なアジア旅行と言うイメージがあるかもしれません。
しかし、LCCというのは世界中に繋がっています。ということは、直行便は無くても、乗り継げば世界の色々な国へ行けると言うメリットがあります。
例えば、東南アジアから乗り継ぐことで、インドやコロンボ、スリランカへ行くこともできます。もちろん運賃が安いのがメリットですが、乗継に時間がかかるというデメリットもあるので、ある程度時間に余裕がある人向けになります。
LCCで短距離旅行をオトクに気軽に楽しむというのもひとつの方法です。が、乗継をしてLCCでオトクに長距離の旅を楽しむというのもあります。
エアアジアグループのクアラルンプールをはじめ、タイガーエアウェイズの本拠地のシンガポール、大手LCCのインディゴのバンコクなどからインドまで行くことができます。
エアアジアXやジェットスター・アジアを活用して、一歩踏み出して色々な旅行計画をたててみませんか。
LCCはオトクなのですが、デメリットなのが乗継に時間がかかったり、週数回と毎日運航してしない便もあるということ。
有給がとれたり、ある程度時間がある人にとっては便に合わせての旅行を楽しむことができますが、働いているとなかなか難しくて、思った以上に時間がかかってしまうこともあります。
そんな時はLCCにこだわらずに大手の格安空港券に目を向けてはどうでしょう。
もちろん、ゴールデンウィークや旅行シーズンではオトクにはならないですが、ピークを外せば、お得な格安空港券だったり、割引があったりと意外に安く旅行に行くことができます。
例えばシンガポール航空の成田~シンガポール線では、往復正規割引運賃は5万円以内。しかも深夜便になると3万5000円と比較的手頃になります。ここからタイガーエアウェイズに乗り継ぎインドへ渡ることができます。もちろん、諸税などは別途となりますが、シーズンオフの正規割引運賃ならオトクな旅行プランを計画することもできるのです。
また最近人気の高まっているスリランカ。
ここヘはエアアジアでクアラルンプールからコロンボ直行便が毎日あり、スリランカやインドへ周遊するにも最適の便にもなります。
世界中のLCCを利用してたくさん選べるルートで世界を飛び回ろう!
クアラルンプール~ヨーロッパ直行便も良いですが、ある程度余裕があるなら、色々な国を経由する乗継を利用してみませんか?
タイガーエアウェイズやインディゴ航空を利用すれば、シンガポールからデリーやムンバイへ。
インディゴ航空でドバイに入る他にも、フライドバイを利用すればスリランカのコロンボやネパールのカトマンズからドバイへも行けるし、エアベルリンでヨーロッパ主要都市へ。
つまり、羽田からクアラルンプールやシンガポールへ。そこからデリー⇒ドバイ⇒ベルリン⇒ヨーロッパ各地などたくさんのLCCで色々なルート選びをすることができるのです。
とにかく色々な国へ行ってみたい!と言う人なら、その国に滞在時間を短くして、世界一周とまではいきませんが、多くの国を周遊していくことができます。
LCCの国内線や短距離線を上手につなぎ合わせていくと、小まめな運賃で割高にはなるかもしれませんが、LCCだからこそ!のオリジナル旅行を楽しむことができます。