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フィリピン最大級LCC!セブ・パシフィック航空
設立年/就航年 | 1996/2008年 |
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日本就航路線 |
成田~マニラ 成田~セブ 成田~クラーク(2019年8月より就航) 名古屋~マニラ 関西~マニラ 福岡~マニラ |
運賃例 |
成田~マニラ片道/20760円 名古屋(中部)~マニラ片道/17320円 関空~マニラ片道/16790円 |
航空機/座席数 | エアバスA320/180席 |
設定クラス | エコノミー |
機内サービス (食事・飲み物) |
有料 |
セブ・パシフィック航空といえば、フィリピン最大級のエアラインです。
マニラのニノイ・アキノ国際空港とマクタン・セブ国際空港をベースに1996年「ローフェアー・グレートバリューを提供する」というコンセプトで誕生し、国内線から国際線、2008年には関西~マニラ線が就航開始しました。
週3回の運行で20時40分発なので、マニラに到着するのは23時50分と少し遅めですが、仕事終わりからそのまま週末海外旅行も可能になります。
エアバスA320で座席数は180席、エコノミークラスのみで一般的なLCCですが、座席指定は200円ほどでプレミアムシートでも400円程度と追加料金はオトクになっています。
またマニラから
■東南アジア
ジャカルタ・シンガポール・バンコク・クアラルンプール・ホーチミン・ブルネイ・コタキナバル
■東アジア
香港・マカオ・広州・台北・上海・ソウル・北京
などなど多くの主要都市への路線がありますので、フィリピン+αの旅も計画できるのもセブ・パシフィック航空の魅力です。
そして、スキューバやゴルフなどが目的の場合でも15kgまでのアイテムを預けることができます。
自転車やサーフボード、マリンスポーツアイテムやゴルフアイテムなどなど、たくさんのものが預入も低料金の追加で済むのも嬉しいところ。
その場でレンタルするのも良いですが、愛用しているものを使いたい!と言うなら高いから…と思わずに、追加料金をちょこっと出して、持っていきましょう。
セブパシフィックってどんなLCC?
セブパシフィックはフィリピンのセブ、マニラを拠点としています。
1988年に設立され、初の就航が1996年と歴史のあるLCCです。
セブパシフィックの基本情報
- 正式名称: セブパシフィック航空/Cebu Pacific Air
- URL: https://www.cebupacificair.com/ja-jp
- 本拠地: フィリピン・メトロ・マニラ パサイ市
- コールセンター:+6332-230-8888/セブ
- 設立:1996年
- 保有機材数:29機
- 就航地:53都市
- 親会社: Cebu Air Inc. JG Summit Holdings, Inc.
セブパシフィックの歴史
セブパシフィック1996年にフィリピン政府の規制緩和を受けて国内線に路線を就航させました。
当初はメトロ・マニラ、メトロ・セブ、ダバオの間を結ぶ国内線で1日の便数も24と少なかったのですが、2001年にはフィリピン国内18カ所に80便をもつようになりました。
2008年には大阪関西空港に日本路線をスタートさせています。
さらに2011年には大手航空会社のフィリピン航空を抜き最大の航空会社になりました。
2014年にシンガポールのタイガーエアと提携し、乗り継ぎが可能になったことで更に利便性が高まりました。
2015年には成田・セブの直行便が開設され、日本とフィリピンの行き来が大変便利になりました。
セブパシフィックの特徴
セブパシフィックは典型的なLCCです。
シートピッチが狭く、機内の無料サービスはほとんどありません。
座席指定や預けて荷物などのオプションが別料金となっていますが、その分オプションを付けなければかなり格安でチケットの購入が可能です。
特にキャンペーン価格で激安価格のチケットが定期的に販売されることで知られます。
セブパシフィックの就航路線
セブパシフィックの就航路線は以下の通りです。
フィリピンは島国のためエリアからエリアの移動には一番飛行機が便利です。
日本の路線
- 成田(東京)⇔マニラ
- 成田(東京)⇔セブ
- 関西(大阪)⇔マニラ
- 中部(名古屋)⇔マニラ
- 福岡⇔マニラ
アジア
韓国
- マニラ⇔仁川(ソウル)
- セブ⇔仁川(ソウル)
- カリボ⇔仁川(ソウル)
中国
- マニラ⇔広州
- マニラ⇔北京
- マニラ⇔浦東(上海)
- マニラ⇔厦門
台湾
- マニラ⇔台北(桃園)
- セブ⇔台北(桃園)
香港
- マニラ⇔香港
- セブ⇔香港
- クラーク(マニラ)⇔香港
- イロイロ⇔香港
シンガポール
- マニラ⇔シンガポール
- セブ⇔シンガポール
- クラーク(マニラ)⇔シンガポール
- ダバオ⇔シンガポール
- イロイロ⇔シンガポール
タイ
- マニラ⇔バンコク
ベトナム
- マニラ⇔ハノイ
- マニラ⇔ホーチミン
マレーシア
- マニラ⇔クアラルンプール
- マニラ⇔コタキナバル
マカオ
- マニラ⇔マカオ
- クラーク(マニラ)⇔マカオ
インドネシア
- マニラ⇔ジャカルタ
- マニラ⇔デンパサール
カンボジア
- マニラ⇔シェムリアップ
ブルネイ
- マニラ⇔バンダルスリブガワン
オセアニア
グアム
- マニラ⇔グアム
オーストラリア
- マニラ⇔シドニー
- マニラ⇔タラマリン(メルボルン)
中東
アラブ首長国連邦
- マニラ⇔ドバイ
フィリピン国内(路線省略 就航地のみ記載)
ルソン島
マニラ 、ブスアンガ、カワヤン、クラーク、ラワグ、レガスピ
ナガ、プエルト・プリンセサ、サンホセ、トゥゲガラオ、ヴィラク
ビサヤ諸島
セブ 、バコロド、カティクラン/ボラカイ、ドゥマゲテ、イロイロ、カリボ
ロハス、タクロバン、タグビララン、マスバテ
ミンダナオ島
ダバオ、ブトゥアン、カガヤン・デ・オロ、コタバト、ディポログ
ジェネラル・サントス、オザミス、パガディアン、シャルガオ、スリガオ
タウイタウイ、サンボアンガ
セブパシフィックの運賃割引制度
セブパシフィックの料金体系
セブパシフィックの運賃は変動型運賃制度となっており、基本的に早く購入すればするほどお得です。
繁忙期などでも早期購入と直前の購入では何割も料金が異なります。
基本的にスケジュールが確定次第、チケットを抑えるのがお得です。
セブパシフィックで販売されるのはライト運賃です。
普通運賃は特に設定されていないようで、運賃は日々変動します。
乗客輸送のみの最安値表示で、これに座席指定、手荷物料金、燃油サーチャージ、空港使用料、旅行税などがかかります。
平均的な運賃では関西―マニラの場合で13,000~25,000円くらいです。
往復では諸経費コミコミで4~6万円前後が相場となっています。
フェアパッケージ
運賃に追加してフェアパッケージを必要に応じて申し込むとお得です。
フライト+手荷物、フライト+手荷物+機内食のオプションをセット価格で運賃に追加できます。
フェアパッケージの予約を行うと20kgまで無料で荷物を預けることができます。
割引プロモーション
不定期で行われているのが割引プロモーションです。
かなり激安価格で発売されるのでセブパシフィックを利用するならこちらの情報を抑えておくのがお得です。
公式Twitterをフォローしておくとプロモーションの開始がアナウンスされるのでチケットの購入がしやすくなります。
日本のピーク時とフィリピンのピーク時が違うのでお得
日本の航空会社はGWや夏休みなどに混雑しますがセブパシフィックはフィリピンの航空会社なので日本とピーク時がズレています。
長期休暇でも安くチケットを購入できることが多く人気となっています。
セブパシフィックの手荷物制限規定
機内持込手荷物
機内に持ち込める荷持は一人1個までです。
重量は7kgまでです。
寸法は搭乗する機材によって異なります。
- エアバス機の場合/56cm x 36cm x 23cm
- ATR機の場合/56cm x 35cm x 20cm
となります。
また機内持込手荷物の他にノートパソコン(専用バッグに入れる)もしくは身の回りのものを入れたハンドバッグ1個を持ち込めます。
受託手荷物
セブパシフィックでは受託手荷物が別料金になります。
フライト運賃のみのシンプルなプランもありますが、スーツケースを預けたい場合には運賃+受託手荷物のセットになっているプランがお得です。
受託手荷物は国内線か国際線か、荷物の重さは何キロかで料金が変動します。
日本からの国際線の場合は…
- 15kgまで400ペソ(約990円)
- 20kgまで580ペソ(約1,280円)
- 30kgまで950ペソ(約2,090円)
- 45kgまで1,700ペソ(約3,740円)
となります。
ただし、受託手荷物の重さは1個あたり32kgを越えてはいけません。
上記の料金は事前にオンライン登録した場合の料金です。
空港で申請した場合には国際線で15kg750ペソ(約2,000円)となります。
料金が上がるので、事前申請は必須です。
超過料金は1kgあたり800ペソ(約1,760円)となりますので荷物の重量はシビアに管理してください。
尚、ベビーカーと歩行用杖は無料で預けられます。
セブパシフィックの各種手数料・有料サービス等
セブパシフィックのフェアパッケージ
セブパシフィックでは飛行機運賃に加えて必要項目をセットで予約できます。
- フライトのみのシンプルプラン
- フライトに20kgまでの荷物を預けられるプラン
- フライト、手荷物、機内食の3点セットのプラン
の3種類です。
セブパシフィックでは機内に持ち込める荷物(小さなバッグ)が一つだけです。
海外旅行に行く場合にはスーツケースの持込が有料になります。
シンプルなプランで手荷物を追加するよりも、セットになったプランがお得です。
ビジネス利用で手荷物が本当に少ない場合にはシンプルなプランでも良いでしょう。
変更手数料
セブパシフィックは航空チケットが安い一方で変更手数料など各種手数料が高額な設定にされています。
日本初の国際線の場合…
- 搭乗日の変更/6000円の手数料
- キャンセル/10,000円
- 名義変更/8,000円
になります。
注意が必要なのは、手数料は1区間ごとに取られるという点です。
乗り換え便を利用する場合には片道で2区間、往復で4区間の変更(キャンセル)となります。
キャンセルの場合は40,000円の手数料になってしまうため、わざわざチケットをキャンセルするよりもチケットを捨てたほうがお得かもしれません。
チケットを購入する際にはスケジュール調整をしっかり行いましょう。
有料サービス
セブパシフィックでは基本的に機内サービスは全て有料サービスです。
水ですら無料提供はありません。
毛布、ブランケットの貸し出しもありませんが、機内の設定温度は低めになっているので体温調節できるものを持ち込むようにしましょう。
セブパシフィックの口コミを調べてみました
乗り心地・内装・座席間隔などについて
セブパシフィックの乗り心地
セブパシフィックの「乗り心地」に関しては悪くないようです。
機内は一般的なLCCと変わらない感じなので、多少狭いという声はありますが乗り心地はそこまで悪くありません。
ただしチェックインカウンターに不満を感じる人が多いようです。
セブパシフィックのチェックインカウンターは最小限しか開かないので長蛇の列ができることがあります。
ギリギリに駆け込めばOK!と思っていると飛行機に乗れないことになりかねません。
余裕を持って飛行場に到着するようにしましょう。
搭乗口もよく変わることが多いので、不安な方はこちらも事前に確認しておくと安心です。
セブパシフィックの内装
セブパシフィックの内装は明るく清潔な印象です。
内装は搭乗する機体によって変わるようですがシートのくたびれなどもなく、衛生的で過ごしやすい内装で悪い評判はありませんでした。
セブパシフィックの座席間隔
セブパシフィックにはビジネスクラス、エコノミークラスなどの区別はありません。
機内の全座席が同じ座席幅で座席の材質も同じです。
座席幅、座席感覚は一般的なLCCと同等レベルです。
特別狭い、特別広いということはありません。
大柄な方や背の高い男性の場合は多少窮屈に感じるかもしれません。
ただし14列目の6席は非常口横で足元が広くなります。
この座席は英語が話せること、体に傷害がないこと、15歳以上であることが条件となります。
追加で800円前後必要になります。
機内食・サービスの質・CAの雰囲気などについて
セブパシフィックの機内食
セブパシフィックでは機内食を食べることができますがこれは事前予約制で優良になります。
ソフトドリンクやビール、スナック類も全て有料販売です。
水はミネラルウォーターの販売となります。
薬を飲みたい、喉が乾いたと思っても全て有料となりますので注意しましょう。
ただし、セブパシフィックは食べ物や飲み物の持込がOKです。
機内で購入すると割高なので、事前に購入してからいくと良いでしょう。
機内食は国際線のみになります。
- BEEF CALDERETA
- BISTEK TAGLOG
- CHIKEN ADOBO
- CHIKEN BARBEQUE
のフィリピン料理4種類から選ぶことができて、日本円で800円くらいです。
食べたい方は24時間以上前に予約をしておきましょう。
セブパシフィックのサービスの質
セブパシフィックでは無料のサービスな何一つないと考えておきましょう。
チケット代に含まれているのは運賃だけで毛布やブランケットの無料貸し出しはありません。
映画やゲームのできるモニター、暇を潰せる冊子などもありません。
サービスに関しては期待しないほうが良いでしょう。
セブパシフィックのCAの雰囲気
無料サービスは何も期待できない反面、CAさんの雰囲気は悪くありません。
もともと明るく元気な方が多いフィリピン人のCAさんなので賑やかにおしゃべりな方が多いです。
日本人ほど上品に大人しくという接客ではありませんし、乗客も賑やかでおしゃべりな方が多くなります。