郊外のLCC専用空港たち
LCCが増加する中、混雑している大都市の発着枠よりも余裕のある郊外を選び、専用空港のように使っている場合もあります。
例えば、フランクフルト郊外にあるハーン空港は、本当にフランクフルト?と言うくらい待ちのハズレにあります。実はもともと軍が利用していて撤退したため、その基地を民間の空港にしてしまった…というものなのです。
しかも、LCC専用空港として、施設もデザインも質素なものでいわゆる日本の茨城空港のような存在で、LCCが集まっています。
この他にも、ロンドン郊外のルートン空港などもおなじように使われており、アクセスもバスのみと言う状態。
まさにLCC専用空港の条件にあった空港と言えますが、知名度はかなり高くなっています。
日本にも大都市郊外の空港を上手に活用することでLCCが増えていけば、海外と同じように飛行機が気軽なものになるかもしれないと考えることができます。
また普段行かない郊外などの観光客も増えれば、メリットになるのかもしれませんね。