大手とLCC ビジネスクラスの比較
LCCはモノクラスだけではなく、ワンランク上のシートを設定している場合もあります。
例えばエアアジアグループのエアアジアXの「プレミアム」は、JALなどのビジネスクラスとほぼ同じ仕様のシェル型のフラットシートです。そのため、リクライニングもできて、レッグレストやシートの調整もできます。きちんと寝転がることができるので、体を伸ばしてゆったりとできて、ビジネスクラスのライフラットシートと変わりません。
何が違う…というと、大手ビジネスクラスとはちがい、モニターがありません。個人用モニターがないと短時間でないと暇で・・・と言う方もいますが、携帯プレーヤーなどが有料レンタルできます。
またブランケットや枕は無料なのも同じで、寝たいと言う人にとっては最適です。
モニターがあると寝られない人のが気になってしまうというデメリットもないので、中・長時間や深夜便ならありがたいかもしれませんね。
またシートにはそれぞれにLEDライトとパソコン用電源などがあり、大手長距離のビジネスクラスと変わりがありません。
LCCというとピッチは狭い、ヘッドレストもなければリクライニングもないというシートもあれば、エコノミーでもゆったりしているというシートもあります。
格安・オトクと言われるLCCもワンランク上のシートを選ぶことで、ビジネスクラスと同等のシートを選ぶことも可能というのは嬉しいことです。
もちろん、価格はアップしますが、それでも大手ビジネスクラスと比較するとまだまだオトク。
しかも、毎日運賃が違うからこそ、時にはエコノミーより安価になってしまうという魅力がいっぱいのLCCの上級クラス。
日本にLCC路線が増えてきているため、近い将来中・長距離のLCCが増えることも期待ができます。
その時には、たくさんのワンランク上の空の旅ができるビジネスクラス並みのシートにも期待したいところです。
世界中には上級クラスシートはたくさんありますので、海外旅行をする際は、ぜひそんなシートを選びをしてみてはどうでしょう。