LCCを利用する時にはきちんと空港を事前調査しよう。
日本ではLCCに乗る時に空港を間違える…ということはありません。
しかし、海外ではLCCが発達していたり、空港でも第2空港などがあるので、違う空港に行ってしまったり、空港までのアクセスに思わぬ時間がかかり乗れなかった…なんて失敗が起こることも。
都心から離れれば、それだけ着陸料も安くすることができるため、コスト削減のLCCはおのずと第2以降の空港を利用することもよくあることなのです。
日本からの大手直行便で行ったことのある空港をLCCは利用しないと考えてください。
また、仮に同じ空港だとしてもLCC専用ターミナルがある場合も。
アジアで代表的な空港はクアンプール国際空港です。
行ったことがある人は知っているとは思いますが、大手のターミナルとLCC専用のターミナルとでは実は全然場所が違い、シャトルバスで20分くらいかかります。
同じようにシンガーポールのチャンギ空港は、一般ターミナルとLCC専用ターミナルがあり、シャトルバスで10分の場所にあります。
が!ここで注意しなくてはいけないのは、専用ターミナルを使っていない場合もあるのです。LCCだから…とLCC専用ターミナルに行ってしまうと、間違っているばかりか乗り遅れてしまうことにもなりかねないのです。
ちなみに関西空港への直行便やエアアジアグループはLCC専用ターミナルではなく、大手と同じターミナルになっています。(2012年5月調べ)
空港間違いやLCC専用ターミナルなど、世界には色々な空港・ターミナルが存在します。そして、必ずしも同じ空港をつかっているわけでもなければ、自分が乗るLCCによって利用ターミナルが変わってくるのです。
そのため、空港内での移動はもちろんのこと、第2・3空港を使用する場合には、交通アクセスもきちんと考え、移動時間をある程度把握しておかなくてはいけません。
場合によっては、交通機関によっても遅れてしまう可能性があるため、所要時間だけではなく混雑状況などの口コミや万が一何かあった時の交通手段も。そして余裕を持った時間を把握しておくことが必要になってきます。
日本はまだ空港がわかりやすいですが、海外ではそうはいきません。
こんなはずじゃ・・・にならないように、同じ都市名だとしてもいくつかの空港があるため、自分が利用する空港をきちんと確認するようにしてください。