51年に渡って運営されていた志摩マリンランドが2021年3月31日をもって閉館になります。
マンボウの泳ぐ水族館として長年親しまれていましたが、建物と設備の老朽化が激しく
維持管理が困難であることを理由に営業が終了することとなったのです。
今回はそんな志摩マリンランドの閉館前に遊びに行きたい!という方向けに
志摩マリンランドの見どころや周辺施設についてご紹介します。
■マンボウの飼育に歴史あり
志摩マリンランドがマンボウの飼育を始めたのは1981年。
今から40年も前のことです。
マンボウは非常に死にやすい生き物として有名です。
・皮膚が弱いので触ると傷が付いて死んでしまう
・まっすぐしか泳げないので岩にぶつかって死んでしまう
・寝ていたら陸に打ち上げられて死んでしまう
……なんていうのは流石に行き過ぎたデマですが、かなり飼育が難しい生き物なのは事実です。
現代はマンボウがいる水族館もそれほど珍しくありません。
鴨川シーワールド、海遊館などなど全国の水族館で飼育しているところはいくつかあります。
そんな中、マンボウの飼育に成功し「マンボウ水族館」として有名になったのが、志摩マリンランドなのです。
ですから、志摩マリンランドを訪れたら必ずじっくり観察したいのがマンボウです。
■海女さんによる餌付けショー
志摩マリンランドにある回遊水槽では海女さんによる餌付けショーが行われています。
約50種、2500匹の海の生き物と一緒に海女さんが泳ぎ、魚たちに手渡しで餌付けをします。
映え写真が撮れるチャンスでもあるので、訪れる方はショーの時間もチェックしていきましょう。
■ワンちゃんも一緒にお出かけできる
志摩マリンランドはキャリーバックに入るか抱きかかえられるサイズのペットなら同伴OKです。
これは全国的にもかなり珍しいサービスですよね。
愛犬も一緒にきれいな魚の回遊などを眺めることができますよ。
■周辺施設でおすすめなのは志摩地中海村
志摩地中海村は地中海沿岸のリゾートをモチーフにしたエリアです。
スペイン人設計士が地中海の雰囲気を味わえるように設計した施設で、約10,000坪の敷地を持っています。
敷地内は無料で入ることができるのがお得で嬉しいですね。
レストランや宿泊施設など様々な施設があるので一日滞在しても飽きないスポットです。
英虞湾クルージングや桟橋フィッシングなども楽しむことができます。
■「天の岩戸」は超凄いパワースポット
新型コロナウイルスを吹き飛ばすようなご利益をあやかりたいなら「天の岩戸」がおすすめです。
日本書紀に登場する天照大神と素戔嗚命の悪事を戒めるために閉じこもったとされる伝説のスポットです。
非常に神秘的なスポットで、ここで湧き出る水は「日本名水100選」に選ばれ、悪気を払うとされています。
まさに今のご時世にピッタリの場所といえるでしょう。
道中には樹齢360年以上の一本桜「岩戸桜」があります。
3月末に訪れれば満開の桜も一緒に楽しめるかもしれません。