お土産品などでも人気のゆるキャラですが
実は成田空港にもゆるキャラがいるのをご存知ですか?
「成田空港のゆるキャラって『うなりくん』でしょ~知ってる!」と
思った方もいるかもしれません。
うなりくんは2017年に「ゆるキャラグランプリ」でグランプリに輝いた
人気のキャラクターで、その認知度はなかなか高めです。
ペンギンのような飛行機のような形状をしたキャラクターで
成田空港のお土産屋さんでもぬいぐるみなどのグッズを目にすることができます。
しかし、実はこれ……間違いなんです!
「うなりくん」は飛行機と成田市名さんのうなぎをモチーフにした
成田市の観光キャラクターで、「空港のゆるキャラ」ではないのです。
では、成田空港のゆるキャラがどんなものなのかというと
知っている方はほとんどないでしょう。
その名前を「クウタン」と言います。
クウタンは頭にゴーグルを付け、首にスカーフを巻いたヒーロー見習いです。
誕生は2005年で、成田空港の民営化1周年を記念して登場しました。
しかし悲しいことに「うなりくん」が人気が出て知名度が上がるとともに
クウタンの影はどんどん薄れてしまい、今では公式HPにも掲載されなくなってしまったのです。
現在、クウタンのキャラグッズは販売もされておらず
すっかり存在はないものとされてしまっています。
■関西3空港のゆるキャラ「そらやん」
「そらやん」は関西国際空港・大阪国際空港(伊丹空港)・神戸空港の
関西3空港の公式キャラクターです。
飛行機をモチーフにした愛らしい表情のキャラで、ほのぼとのした表情をしています。
関西空港ではぬいぐるみやリュックサックなどのキャラグッズを販売されており
関西空港には専用のポップアップショップが設置されています。
近年非常に人気が高まり関西のお土産品としておすすめです。
そらやんは実は目標とする「カンクン」という
関西国際空港のマスコットキャラがいました。
そのカンクンが海外研修にでかけている間の大出世です。
やはり外見の愛らしさが人気の鍵となっているのでしょう。
■他の空港ゆるキャラ
空港のゆるキャラは自治体が全体で盛り上げているゆるキャラと異なり
少し影が薄い印象があります。
しかし青森空港の「ひこりん」、花巻空港の「はなっぴー」
徳島空港「うずぴー」、大分空港の「マーシャルくん」など
徐々に人気が高まっています。
多くは飛行機をモチーフにしたものですが、飛行機とは関係ないものもあります。
どんな経緯で作られたのか?どんな願いが込められているのか
ゆるキャラを調べてみるのも面白いですよ。
■空港を利用した記念に集めよう
空港のゆるキャラグッズは基本的に現地に行かなければ手に入りません。
その土地を訪れた記念として、少しずつ買い集めるのも面白いですね。
小さいものではキーホルダーなど邪魔にならないものもあるので
少しずつ集めてコレクションしてみて下さい。