ワクチン接種後の旅行について

新型コロナウイルスのワクチン接種を終えた65歳以降の世代を中心に
再び国内旅行を楽しむ人が増えつつあります。
しかし、新型コロナウイルスはワクチン接種をしたからと言っても絶対に感染しなくなるわけではありません。
接種をしても、感染するリスクは少なからずあります。
そして感染してしまえば、高齢層は重症化のリスクは高くなります。
ワクチンを接種したから、旅行を満喫しても良い、というわけではないのです。
ここで改めてワクチンを接種した方が旅行を楽しむ際に、どんな点に注意したら良いのかを見ていきましょう。

ワクチンを接種してから効果が出るまでの期間に要注意！

ワクチンを摂取したからといってすぐに旅行にでかけても良いわけではありません。
なぜなら接種したワクチンの効果が発揮されるまでには2週間ほど時間がかかるからです。
2回目の接種から2週間以上あけた以降に旅行の日程を設定しましょう。
2週間以内の場合、十分な効果が得られていないため新型コロナウイルスの感染リスクは高いままです。

感染リスクの低いエリアを選ぼう

ワクチンを接種していても感染のリスクはゼロではありません。
またウイルスに感染していなくても、媒介してしまう可能性はあります。
旅行先はできるだけ感染リスクの低いエリアを選ぶべきです。
都心部などの人が沢山集まるエリア、混雑しがちなエリアは避けて
できるだけ感染リスクの低いエリアでのんびりできる旅行がおすすめです。
大自然をゆったり散策するプランや、個室に専用の温泉がついている旅館などが人気です。
できるだけ人と接することなく過ごせる旅行を計画しましょう。

三密は避けよう！

特に気をつけたいのがマスクを外す食事時です。
グルメは旅行の醍醐味とも言えるものです。
普段食べられない名店を訪れたいと思うでしょう。
しかし観光地の名店は地元客だけではなく、多くの地域からの人が集まる場所でもあります。
名店を訪れる時には、混雑時を避けるなどの工夫は絶対に必要です。

特に旅行では三食外食になってしまうことも多いでしょう。
それだけ感染リスクが高まるわけですから、どこでも三密を避けるように行動するのがベストです。

油断しないで徹底した感染対策を！

ワクチンも接種したし、久しぶりの旅行だし！とついついテンションが上がってしまうかもしれません。
しかし徹底した感染対策は絶対に忘れないようにしましょう。
まだ新型コロナウイルスの蔓延が終息したわけではありません。
感染者数の数はまだまだ相当数となっており油断ができる状況ではありません。
マスクの着用は勿論のこと、こまめな手指の消毒などを心がけて下さい。