大手航空会社でありフルサービスのANAに
なんとエアバスA320 32Gが登場するようです。
ANAの傘下であるピーチ・アビエーションがバニラエアと統合したのは
つい先日の話です。
バニラエアがピーチ・アビエーションと統合されたことにより
今まで運航していた路線はピーチが引き継ぐことになりました。
しかし全てに路線が引き継がれるわけではありません。
なぜならピーチとバニラエアが重複して飛んでいたエリアもあるからです。
そこで余るのがバニラエアが使用していた飛行機A320 32Gというわけ。
LCC仕様の飛行機ですから、座席数は180席。
通常のエアバスA320機材は166席ですから座席間隔が大幅に狭くなっています。
ANAはレガシーキャリアなわけですから、運賃はそれなりの値段がします。
その分、座席がゆったりしていて、フルサービスで快適な時間が確保できるわけです。
それがANAの通常の機体だと思って搭乗したら
LCCのバリの狭さで機内Wi-Fiも利用できない便だった……。
って、クレーム物じゃないですか!?
高いお金を出してANAに乗るのは快適な機内だからこそです。
バニラエアから機体を流用するのであれば
少なくとも外側だけではなく、中の座席も一新して欲しいですね。
これで正規運賃を請求されるのであれば、ちょっと納得できないですね。
しかも導入されるのが他に選択肢のないANA単独路線だということ。
地方自治体の路線維持とは言え、ちょっと卑怯な気がします。