LCCは単一機種だから儲かる!?

空港別にLCC全路線・時刻表・空席・運賃が検索できます

  LCC 旭川  LCC 新千歳  LCC 仙台

  LCC 成田  LCC 羽田  LCC 茨城

  LCC 名古屋  LCC 関空  LCC 神戸  LCC 高松

  LCC 北九州  LCC 福岡  LCC 熊本

  LCC 鹿児島  LCC 長崎  LCC 那覇  LCC 宮古

  LCC 国内線 一覧

LCCは単一機種だから儲かる!?

LCCは機種を限定し、短時間で同じ路線を複数回飛ばすというやり方をしています。

 

小型の737とA320は100~150席とLCCには理想的な飛行機になりますが、実はメリットはこれだけではないのです。

 

通常、待合室は、飛行機の客席に合わせたスーペースが必要になってきます。そのため、小型であれば、それだけスペースは狭くなります。それと同時にカウンターも、便は多くても一度の人数が少ないため、スタッフは少なく、稼働率は良くなります。

 

また、小型機になれば、搭乗用のステップも小さく、全体的にかかる費用も少なくなり、空港にかかる費用も削減できるだけではなく737の場合は貨物室のドアが床下にあるため、簡単に地上から手荷物を入れることができます。

 

そして飛行機に関しても小さくなれば燃料を入れたり、機内の掃除、搭乗など大型よりも時間がかからないため、着陸から出発までが短時間になり、その分多く飛行機を飛ばすことができるのです。

 

ここまででも、かなりお得感がありますが…

 

実はひとつの機種というのは、技術もひとつで済むというわけです。つまりあれこれ技術や教育にかかるコストさえもカットできるため、パイロットや整備士は
いつも同じ飛行機に対応することができるので、何かあって飛行機が急遽変わってもミスをすることもありません。

 

これって、ある意味私たちの「安心・安全」にも関わってくるだけではなく、いつも同じであれば、突然飛行機が変わったとしても座席数も同じだし、乗客側もマイナスが少ないということなのです。

 

と考えれば、LCCは機材が同じとなれば、経営にメリットがあるだけではなく、私たち乗客も、働くスタッフたちも多くの人にメリットがある…ということです。

 

ただ同じ737やA320でも航空会社によって席数や広さにはバラつきがあるので、前乗ったのと同じだから一緒と思わずに、きちんと予約前にはシート数などをちょっとチェックしておくようにしてくださいね。