お客さんに支持を受けた基本的な味を守り続けているからです。
もし今までの味を捨てて、全く違う路線の味を提供してしまったら、
そのラーメン屋に通い続けていたお客さんは同じだけ通ってくれるでしょうか?
馴染みのお店だからと通い続ける人もいるでしょう。
しかし馴染みなのに、味が変わってしまったと嘆いて通わなくなる人もいるでしょう。
それはお店にとって幸せなことでしょうか?
お客さんにとって幸せなことでしょうか?
基本品質を忘れず、それを大事にして継続し続けることこそ重要だと思います。
どんな仕事でも基本を無視して作業すれば、無駄な失敗をしますし
周囲から支持を得ることは難しくなります。
自分はこの方法で大丈夫だからと勝手な事をするのはチームの輪を乱すだけです。
これは同調圧力ではありません。
基本を守ることが、遠回りに見えても最終的な品質を守ることになるからです。
仕事をする上で自分の基本品質、守るべきものは何なのかを忘れない事です。
まさに「初心忘るべからず」とはよく言ったものです。
事業や仕事を長く続ける上で必要なことは、基本をしっかり守ること。
当たり前のことを、当たり前にすることが一番難しく重要なのです。
この当たり前のことをできない人が多い組織は、早々に破綻します。
何故なら、当たり前のことができない人を、他人は信用しないからです。
信用されなくなった組織は、仕事を受けることができなくなるので破綻します。
何事も信用あってのたまものです。
信用がないところに誰がお金を出そうと思うでしょうか。
食べに行ったら絶対に美味しくないと分かりきっている飲食店に行きますか?
美味しいと分かっているところに足を運ぶでしょう。
それと同じ事です。
自分のやっている仕事に対して、自分ならどう感じるだろうか
ということを意識して立ち止まってみて下さい。
きっと改善点が見えてくるはずです。
基本が守れていなかったと感じたのであれば、それは改善するチャンスです。
そのチャンスを無駄にせず、活かすような働き方をしましょう。