アメリカには数多くの文化遺産、自然遺産があります。
観光地としても非常に知名度が高く、知らない人がいないようなレベルのものから
あまり知名度の高くないものまで様々です。
今回はそんなアメリカの世界遺産についてご紹介します。
■自由の女神像
自由の女神像はアメリカのニューヨーク、リバティ島にある像です。
知らない人はいないほど有名な観光地ですが、実は「自由の女神像(Statue of Liberty)」というのは正式名称ではありません。
正式名称は「世界を照らす自由(Liberty Enlightening the World)」と言います。
アメリカ独立100年を記念してフランスから贈られたもので、アメリカの象徴とも言える存在です。
この像は全長93mととても巨大で、中は展望台になっています。
巨大なため近づくと全貌を眺めることができないため、見学ならフェリーから全身像を眺めるのが良いでしょう。
ちなみに日本のお台場にある自由の女神像は日本が勝手に真似して設置したものではありません。
こちらもフランス政府公認でレプリカ制作が認められたもので、本物に忠実に制作されています。
■グランドキャニオン国立公園
アメリカの自然遺産の中でも最も知名度が高いのが「グランドキャニオン国立公園」でしょう。
こちらの自然公園では20億年~2億5千万年前に作られた地層を観察することができます。
数多くの化石が発掘されており、地球の歴史について学べる貴重な場所となっています。
数多くのアクティビティも用意されており、峡谷を歩いて回ったり、展望台から峡谷を見下ろしたり、様々な見学方法があります。
1日2日で回れるような広さではないため、見たいポイントや風景を絞って訪れるのがおすすめです。
■イエローストーン国立公園
アメリカの世界遺産を語る上で外せないのが「イエローストーン国立公園」です。
「イエローストーン国立公園」は世界で初めて登録された世界遺産です。
ファウンテンペイントポットやキャニオンビレッジ、オールドフェイスフルなどここでしか見られない大自然が素晴らしいです。
イエローストーンは北米で最も野生動物を観察できる場所でもあります。
子連れで訪れるなら一番のおすすめ世界遺産といえるでしょう。
■プエブロ・デ・タオス
アメリカなのにアメリカっぽくない(?)世界遺産といえば先住民族プエプロ族が暮らす「プエブロ・デ・タオス」です。
築600年以上の日干しレンガで作られた町並みはそれだけでも素晴らしいのですが
現在もここでプエプロ族が変わらぬ暮らしをしているという点が驚きですね。
アメリカの世界遺産と聞いて一番に名前が出てくるスポットではないので
ちょっと人とは違ったところを訪れたいなという方におすすめです。
■フランク・ロイド・ライトの20世紀建築作品群
コロナが落ち着いたら訪れたいアメリカの世界遺産といえば「フランク・ロイド・ライトの20世紀建築作品群」です。
2019年に世界遺産に登録された世界遺産でグッゲンハイム美術館やジェイコブス邸など様々な建築物が登録されています。
コロナの影響で2019年頃から渡航ができない状況ですから、まだ訪れた日本人も少ない状況です。
訪れたら周囲の人にも自慢できちゃいますね。