イギリスはかつて大英帝国と名を馳せただけあって、特に文化遺産が多い国です。
建築物として美しいものばかりなので、詳しい歴史などがわからなくても見ているだけでも満足できるスポットばかりです。
■ウェストミンスター宮殿
現在イギリスの国会議事堂として使用されているウェストミンスター宮殿です。
ウェストミンスター宮殿という名前は知らなくてもビッグベンと言えばその姿が思い浮かぶのではないでしょうか。
まさにロンドンで最も有名な建築物でありイギリスのシンボルとも言える建築物です。
ロンドンの中心地にある世界的に有名な観光地で、内部も見学することができます。
全貌をじっくり見学したいならテムズ川のクルーズ船から見学するのもおすすめです。
■キュー王立植物園
キュー王立植物園はイギリス王室の宮殿敷地内にある植物園で、3万種類以上の植物が育てられています。
18世紀に熱帯植物を集めて作られたのが始まりで250年の歴史があります。
クィーンズ・ガーデン、ローズガーデンなどなど素晴らしく美しい庭を見て歩くことができるでしょう。
こちらにはジャパニーズ・ゲートウェイという日本庭園もあります。
桃山時代の京都西本願寺勅使門を模したもので、1910年に作られています。
イギリス旅行なのに、本格的な日本庭園が見られるというのは驚きですね。
■バース市街
バース市街はイギリスにある唯一の温泉地帯です。
というのもバース市街はローマ時代の温泉浴場遺産を残す地域だからです。
当時はローマ人の影響でこの温泉地域はかなり栄えていたようです。
ロンドンからも1時間半でいける地域ということもあり、非常に人気の観光地です。
ローマ時代やジョージ王朝時代に作られた美しい建築物を眺めて散策するだけでも楽しくなれますよ。
■カンタベリー大聖堂、聖オーガスティン大修道院及び聖マーティン教会
ゴシック建築の大聖堂と言えばカンタベリー大聖堂、聖オーガスティン大修道院及び聖マーティン教会です。
イギリスにおけるキリスト教の歴史を伝える重要な建築物ですが、建築物としても非常の価値が高いものです。
宗教施設ということで、何か面白いものがあるわけではありませんが
イギリスの歴史について学びたいなら、抑えておきたい世界遺産です。
■海商都市リヴァプール
世界遺産として知られていた海商都市リヴァプールも非常におすすめの観光スポットです。
ビートルズの出身地として知られ、大英帝国の絶頂期を支えていた海商都市です。
6つの地域からなる都市で見どころも沢山です。
しかし2021年7月に残念ながら世界遺産の登録を抹消されてしまいました。
理由は再開発計画が進められたためです。
世界遺産だった頃の風景を残すリヴァプールを見に行きたいなら早めがおすすめ。
コロナが落ちついたらまっさきに見に行きたいイギリスの観光地ですね。