仕事をしていると厳しい態度で接してくる人と出会うことがあると思います。
お客様や上司、取引先の相手など、自分では努力をしているつもりでも
相手からすると「まだまだ！」と厳しい意見を突きつけられたり、努力不足を言われたり
きつい言葉を投げかけられることがあるでしょう。
そうした厳しい態度や言葉をぶつけられた時、カチン！と来たり、落ち込んでしまうかもしれません。
そして、その人と関わるのをできるだけ避けようとしたりしてしまいがちです。
しかし、それは自分を更にステップアップさせる機会を喪失していることと同じです。
特にお客様はとてもシビアです。
安くて当たり前、美味しくて当たり前、接客が丁寧で当たり前、品質が良くて当たり前。
しかしそうしたシビアな声を嫌なものだとして流してしまわずに
貴重な意見として真摯に向き合い、忠実に応じていれば、お客様にもその姿勢は必ず伝わります。
お客様はただシビアなだけでなく、応援もしてくれるからです。
あなたが必死で働いている姿は、相手にも伝わって、評価されます。
頑張っている姿を見ると、人は応援したくなるものです。
最初は誰でもうまくできないことが多いでしょう。
シビアな声に耳を傾けず、受け止めなくてもいいものとして流していれば
いつかお客様も取引先の方もあなたを見放して離れていってしまいます。
厳しい評価は耳に痛いものだからこそ、今後の成長のためだと思って受け止めない手はありません。
厳しい声、厳しい態度は100本ノックだと思いましょう。
逃げるのではなく、流すのでもなく、しっかり一つ一つに向き合うのです。
そうした積み重ねの中に、確実にあなたを成長させるものが含まれています。
厳しい声、厳しい態度は、あなたに辛く当たりたくてやっているものではなく、成長のチャンスです。
厳しい評価こそ感謝して向き合う心がけが大事です。
