仕事をする上で、それがどんな仕事であっても、心がけたいのが、「厳しさ」と「面白さ」の両立です。
「厳しさ」というのは、その仕事に対して真剣であるということです。
その仕事をするのは他の誰かではなく、自分なんだという気持ちです。
「誰にでもできる仕事」と考えるのではなく、「適当に終わらせればいい」と手を抜くのではなく
自分自身に厳しく、仕事に真剣に向き合って働くことが大事です。
同時に、仕事に対して「面白さ」を感じることも大切です。
嫌だ嫌だと思いながら働くのではなく、働くことに楽しみを見つけながら働くことです。
一見、これは正反対のような気がするかもしれません。
しかし、実はこの2つには強い繋がりがあります。
まず、厳しく仕事をするというのは、どういう風にすれば良いのでしょうか？
大事なのは「自分でやるしかない」という状況と覚悟です。
自分がその役割を果たさなければ、他の人ではできない、そんな風に考えて業務に当たりましょう。
それが第一歩です。
自分がやるしかないと仕事を考えることは、仕事に対して愛着を覚えるということに繋がります。
自分が面倒を見ないといけない、自分がやらなくてはいけない、と責任を感じることで
自分自身が成長することができますし、仕事に対するモチベーションも上がっていきます。
これがプロフェッショナルの意識に繋がっていくのです。
そして、そうして得られた仕事の成果が自分の結果です。
自分に与えられた仕事を、育て、試行錯誤しながら、仕事をこなしていく。
頑張った成果は自分だけのものです。
こうした意識で得られる達成感は、適当に仕事をしている時では得られないものがあります。
こうして得られる達成感は仕事の「面白さ」に繋がります。
仕事に面白さを感じることができれば、より厳しい姿勢で仕事に向き合うことができるようになるでしょう。
厳しいから、面白さが得られ、面白いから、更に厳しくなれる。
この循環がプロフェッショナルな仕事に繋がります。
仕事にやりがいが得られない、やる気が出ないと言う時には
一度、仕事に向き合う姿勢を自分自身に問いただしてみましょう。
少し意識を変えることで、良い循環に繋げることができるでしょう。
