思いついたことを、どう発信するかが大事

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どんなに素晴らしい発想で、面白い企画を作り上げても、それが多くの人に知ってもらえなければ
その企画や取り組みは意味を成しません。
多くの人に知ってもらうことで初めて、企画の魅力が伝わり、顧客に変化するのです。
では、どうやって発信するのが効果的なのでしょうか?

■発信方法1 自分たちで伝える
企画を伝える方法の一つとして「自分たちで伝える」という方法があります。
プレスリリース、SNS、フリーペーパーなどを使って自らの情報を発信します。
経費はわずかで済みますし、自分たちの考えた企画を、自分たちが思う通りに発信することができます。

一方で、その情報を見た人たちは「自己アピールを受けた」と感じます。
もちろんこの方法で企画を面白い!と食いつく人も少なくはありません。
しかし自分たち発信の情報には第三者の評価が含まれないため、どのくらいその企画が面白そうなのか
発想がユニークなのか、受け手に伝わりにくい側面があります。

■発信方法2 広告を出して伝える
CMを作って流したり、雑誌や新聞に広告を出したりすれば、多くの人数に情報を発信することができます。
特にテレビCMなどは視覚的に情報を発信することができる上に、多くの人に周知させることができます。

ただし、広告を出すには多大な費用がかかります。
また最も良くないのが「見なくていい情報」と思われてしまうことです。

番組の間に挟まれるCMを真剣に見ている人は少ないです。
雑誌の間の広告、街頭にある広告、新聞の広告を情報を取得するためにじっくり見る人はほとんどいません。
ちらっと見て、よほど興味を引く内容出ない限りは注目してもらえないのです。

■発信方法3 マスコミに発信してもらう
もっとも効果的な情報の発信の仕方はマスコミを利用する方法です。
雑誌、新聞、テレビなどのマスコミからの注目を集めて、マスコミ目線で情報を発信してもらうことができれば
広告費用はかからず、第三者の「すごい!」「おもしろい」という付加価値をプラスして情報を広く周知できます。
マスコミの取り扱いを見た人は、数ある情報の中で取り上げるべき情報として扱われたものを目にするので
その情報を見る時に「価値のあるものだ」という前提条件で目にすることになります。

しかし、マスコミに取り上げてもらうのは簡単ではありません。
「紹介してください」とお願いしても簡単に取り上げてくれるものではないからです。
つまり、マスコミをが取り扱いたいように情報をコントロールしなくてはいけません。

その中で必要なのが「サムシングニュー」です。
話題性、ニュース性があることでマスコミは「なにか新しいこと、面白いことをやってる人たちがいるぞ」と興味を抱いてくれます。
もしも、既存の企画をなぞったものであるなら、マスコミからの注目を集めるのは難しいです。

ただし、マスコミに取り扱われることだけを目的としてはいけません。
情報がマスコミを経由するということは、自分たちが意図しないような伝わり方をしてしまうリスクがあるからです。
マスコミに発信してもらう時には、企画やイベントの情報だけではなく、なぜこのサービスを行うのか?
という理由もしっかり伝えていかなくてはいけないでしょう。