誰かに頼るよりも、自分でできることは自分でやる

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チームワークにおいては「成長」も必要ですから、何でも自分で担ってしまうというのは、非効率的です。
一見効率が悪くても作業を分散することで、長い目で見て利益が生まれるでしょう。
しかし自分たちの業務と関係ない部分の作業が発生した時、外注をまず考える方も多いのではないでしょうか。
そんな時こそ、考えて見たいのが「自分たちでできるんじゃないか」ということです。

・もしかしたら自分たちのほうが効率よくできるのではないだろうか?
・外部は本当にプロフェッショナルな仕事をしてくれるのだろうか?
・自分たちがやりたいこと、伝えたいことを十分にすくい上げてくれるのだろうか?

しっかり吟味した上で、外部の力を頼るのが一番だと判断できた場合には外注を頼みます。
しかし、もしも自分たちでもできるのではないか?と結論が出ることも多いです。
無理に外注に頼まなくても、自分たちでできることは案外多いものです。

例えば、意外な特技を持っている者、前職の経験から特殊な技能を持っている者がいるかもしれません。
まず外注ありきで考えるのではなく、自分たちでできることはないのか?という発想から始めてみましょう。

実際にPeach Aviationであったエピソードでは、チェックイン機の設置があります。
通常、チェックイン機を設置するためには航空会社が直接工事を行うのではなく
専門の業者に運搬から設置までを依頼します。

しかしピーチには前職が大手電気機器メーカーに勤務しており、搭乗システムの開発を手掛けてきたシャインがいました。
そして、実際に自分たちの力で、各空港にチェックイン機を設置して、回ったのです。
設置作業を外注すると運送費、設置日と時間も手間もかかりますが
自分たちでやればコストをぐっと抑えて、作業もスムーズに進めることができます。

何らかの作業を外部に委託するということは、お金を払って作業をしてもらうということです。
しかし、作業を丸投げできるわけではなく、何か問題が起きた時にその責任の所在は自分たちにあります。
自分たちで行えば、自分たちの力で問題を解決することもできますし、結果的に自分たちの経験に繋がります。

もちろん、全くスキルがない人がチェックイン機を設置するといった専門のことはできないでしょう。
全く知識やスキルがないなら、外注するほうが確実で効率も上がります。
一方で「自分たちでできるかも?」と思ったものには、外注せずに自分たちでどんどんチャレンジしてみるべきです。
外注するのが当たり前だという思考は一度捨ててみてください。