空港の料理は美味しくない!は過去の話

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今まで、空港にあるレストランといえば、値段が高く設定されているにも関わらず
あまり美味しくないというのが定番でした。
急いでいる時には仕方がないけれど、空港で食べるくらいなら
街まで出てから何か美味しいものを食べようと考える人が多いです。

ところが、そうした「定番」も変わりつつあります。
空港のレストランもレベルの高い店が増えてきており
あえて空港で食べたい!食べるべき!という店舗まで最近は出てきています。
特に全国展開するチェーン店なんて、どこで食べても一緒と思われるかもしれません。
わざわざ空港に行ってまで利用する必要がないと判断するのは早計です。

例えば羽田空港国際線ターミナルにある牛丼の「吉野家」には
ここでした食べることのできない「牛重」という特別メニューがあることをご存知でしょうか?

「牛重」は元々国会議事堂内の吉野家でのみ提供されていたメニューです。
当然国会議員や報道関係者しか入れないエリアですから、一般人は食べることができません。
ところが2015年からは羽田空港でも提供されており、一般の人も食べられるようになったのです。

吉野家の牛丼といえば、作り置いたものをご飯の上にかけて出てくるものですが
牛重は注文を受けてから国産和牛肩ロース肉を焼き始めます。
そして重箱に敷き詰められたご飯の上に、丁寧に焼かれた牛肉がたっぷり乗って提供されます。
お値段は1240円ですが、ここでしか食べられないとあって注文する方が多いようです。

また「天丼てんや」にも羽田空港でしか食べられない限定メニューが用意されています。
「海宝天丼」というメニューで穴子、ホタテ、イカ、サケといった天ぷらが
器からはみ出すほどたくさん乗っけられて出てきます。
980円ですがかなりボリュームのあるサイズなので、体育会系のよく食べる人が大満足できる内容です。

関西空港には「MOSDO!」という聞き慣れない店舗があります。
これはモスバーガーとミスタードーナツが一体化した店舗です。
こちらの店舗では特別メニューはない一方で、モスバーガーのメニューも
ミスタードーナツのドーナツも両方を購入することができます。

食事をする時に親子で食べたいものが異なるというケースが往々にありますが
ハンバーガーを食べたい人もドーナツを食べたい人も両方が満足できる店舗となっています。
ちょっと休憩したい小腹が空いた人、しっかり食べたい人、両方が満足できるでしょう。

同じチェーン店でも日本人だけではなく海外の利用者に目を向けた店舗もあります。
それが「信州そば処 そじ防」です。
信州そば処 そじ防はハラール対応をしています。
転倒には大きく「ハラール対応のマーク」が表示されています。

ハラールは豚肉やアルコールなどイスラム教で禁じられている成分由来の食材、調味料を
一切使っていないということです。
マレーシア、インドネシアなどイスラム教の多いアジア諸国からの来日観光客は
戒律から食べられないものが多く日本での食事に困ることが多いです。

信州そば処 そじ防はMHCという機関から認証を受けています。
このMHCの設立者はマレーシア航空の出身者です。
航空業界の人が実際に世界中の空港を利用し、そのノウハウが活かされています。
今後、空港内ではこうしたハラール認証を受けた店舗やメニューが増えていくでしょう。