飛行機と一口に言っても様々な種類があります。
空港にある飛行機の種類が分かれば、更に飛行機を観察するのが楽しくなるでしょう。
誰もが知っているのがアメリカのボーイング社とフランスのエアバス社でしょう。
ボーイング社は機種名が「B7×7」、エアバスは「A3××」です。
他にも航空機メーカーはボンバルディアやATRなどもありますが
基本的にはボーイングかエアバスのどちらかだと考えて問題ありません。
日本国内ではボーイングの方が知名度高いのですが、最近はエアバスも増えて来ています。
JALでもエアバスの導入が決められるなど日本の空港でエアバスを目にする機会も増えてくるでしょう。
飛行機を見分けるためには、特徴を覚えるのが簡単です。
例えば、エアバスの飛行機はツノ(VHFアンテナ)がコックピットのすぐ上にあります。
対してボーイングは胴体の前の方に付いています。
この部分を見ればエアバスかボーイングかは簡単に見分けることができるでしょう。
他の部分では翼の部分でも見分けることが可能です。
翼の先にウィングチップ・フェンスと呼ばれる小さな三角形の板がついていればエアバスですし
翼の先に何も付いておらず、上に曲がっていればんボーイングと判断できます。
次に機種はナローボディーとワイドボディーに分かれます。
ナローボディーは胴体部分が極小の飛行機を言います。
機内の通路が真ん中に1本で、通常は両サイドに3席ずつ座席があるタイプの機体です。
1列で6席、25~30席で150~180人乗りの飛行機を指します。
ナローボディーは世界で最も多く作られている機体です。
コンパクトなのでその分、燃費も良く需要が多いモデルなのです。
目の前にある飛行機がナローボディかどうかを見分けるのは簡単です。
駐機している飛行機の後輪の足をみてください。
真横から見て、1脚に1輪タイヤがついていればナローボディーと判断してOKです。
そしてボーイングのナローボディーはB737、エアバスはA320の機体番号です。
ちなみにアメリカの元大統領であるトランプ氏の自家用ジェットは、ボーイング社のB757というナローボディーです。
日本ではまだ採用実績がないタイプなのでアメリカ国内線ぐらいでしかめったに見ることができない、実はレアな飛行機です。