空港はその国の玄関に当たる部分です。
日本の代表的な空港といえば羽田空港や成田空港があります。
しかし実はそんな空港について知らないことは沢山あるのではないでしょうか?
我が国を代表する空港から、世界各地にある驚きの空港など
今回は空港に関するあれこれをご紹介します。
■敷地面積No.1
空港といえばどこもそれなりの広さがあるもの……ですが
「敷地面積No.1」ともなるとその規模は桁違いです。
世界最大の空港はサウジアラビアのキング・ファハド国際空港です。
その敷地面積はなんと東京23区(622 k㎡)がすっぽり収まってしまうほど
広い780k㎡もあるのです!
ちなみにシンガポールの国土が721㎢です。
成田空港の敷地面積が11㎢なので、70倍近い面積です。
この大きさにはびっくりしてしまいますね。
空港内の屋上にはモスクが建造され、王族が利用するための
特別なターミナルも備わっています……が、それにしたって大きすぎますね。
当然ですが、その面積のほとんどは未使用の空き地となっているようです。
■世界一高い場所にある空港
中国・四川省の稲城亜丁(ダオチャンヤーディン)空港は海抜4,411mで
海抜3,776mの富士山の頂上よりも、更に高いところにある空港です。
これだけ高所にある空港ということで心配になるのが酸素濃度です。
降り立った途端に酸素不足で高山病なんてことにはならないのでしょうか?
当然ですが、酸素はかなり薄いです。
空港についた~といつもどおり日本国内の感覚で動き回ろうとすると
酸素不足になって体調を悪くしてしまうでしょう。
空港から約50kmのところに「稲城」という町がありますが
ここの海抜が3,700mほどなので、ここが丁度富士山の頂上くらいの場所にあたります。
酸素が薄いので呼吸を意識しながら、ゆっくり行動しなければいけません。
■清潔さNo.1は羽田空港!
「世界ベスト空港2019(World’s Best Airport in 2019)」で
世界一清潔な空港に選ばれたのは日本を代表する羽田空港でした。
しかし、清潔さは日本国内の他の空港も引けを取っていません。
5位に成田空港、9位に関西国際空港がランクインしており
10位までのうち日本の空港が3つも選ばれています。
更に、ベスト・エアポート・スタッフサービスという
スタッフの優秀さでも1位に成田空港、3位羽田空港
4位中部国際空港セントレア、6位関西国際空港と圧勝です。
日本の空港が誇らしくなるような結果ですね。
■世界一危険な空港
世界一危険な空港と呼ばれているのがネパールにある
テンジン・ヒラリー空港です。
この空港は海抜2,900mという高度にあり大気密度が低く
天候が変わりやすいという悪条件に加えて、
ヒマラヤ山間部の辺境にあり滑走路が460mと、とても短いのです。
パイロットはヒマラヤの山肌に着陸し、断崖絶壁から離陸します。
実際その光景はかなり壮絶なもので数々の航空機事故が発生しており
世界一危険だと、パイロットの間でも評判の空港となっています。
世界には驚きの空港が沢山あります。
新型コロナウイルスの問題が落ち着いたら
空港にも注目して旅行を楽しみたいですね。