今回も前回に引き続き9月からの旅行にぴったりのエリアを紹介しています。
いずれも屋外なので、少し涼しくなってきた季節を感じながら感染のリスクも少なく楽しめます。
明日香村 稲渕の棚田/奈良県
奈良県明日香村の稲渕の棚田も9月頃が見どころです。
案山子コンテストが行われ、彼岸花も咲くことから日本の原風景を感じられます。
実りの秋である9月頃からは少しずつ明日香村にも秋が訪れます。
明日香村は村全体が古都保存法・明日香法に選定されており
村全体がまさに生きた文化財で歴史的風土を楽しめる場所です。
稲渕の棚田は平安時代~室町時代に開墾された約300枚の水田と畑で作られた場所です。
のんびり散歩するだけでも、美しい風景に癒やされますし
どこを切り取ってもフォトジェニックで自然を感じることができます。
勿論、9月以降の明日香村も素晴らしいものがあります。
10月上旬にもなると一面が金色に光り輝く稲穂に満たされます。
実際に農家の人が暮らしている場所ですから、迷惑にならないように
配慮しながら観光するのがおすすめです。
九重”夢”大吊橋/大分
九重”夢”大吊橋は日本一の長さをほこる歩行者専用の吊橋です。
長さ390m、高さ173cm、幅1.5mの吊橋は
目の前に「日本の滝百選」にも選ばれた「震動の滝・雄滝」「雌滝」があり
足元には筑後川が流れています。
360度パノラマは大迫力で周囲ぐるりとどこを見ても美しい景色が楽しめます。
9月はまだまだ紅葉には早い時期ですが10月~11月にかけては
紅葉が楽しめるようになりますので、ますます美しい景色です。
ただし紅葉が楽しめる時期はかなり混雑しますので
混雑を避けたいなら9月頃がおすすめです。
こちらの吊橋、中央部分には「スリルスポット」が設けられています。
足元が格子状になっており、173m下の川が見える状態になっています。
高所恐怖症の方でなくても、思わず足がすくむようなスリルが楽しめます。
大分県は日本を代表する温泉が多い場所です。
九重”夢”大吊橋を散策をしたあとは恐怖と疲れをリフレッシュしましょう。
勿論、九重”夢”大吊橋のすぐ近くにも釜の口温泉といううぐいす色のお湯が
楽しめる温泉もありますよ。
蔦沼/青森県
青森県にある奥入瀬渓流のほどちかくにある蔦沼は10月中旬から下旬が見頃です。
八甲田山の麓にあるまさに秘境と言う言葉がぴったりなスポットです。
水面にブナ林の紅葉が水面に映るのですが、早朝日の出頃には
朝日で真っ赤に染まる様子が美しく特におすすめです。
あまりアクセスが良い場所ではないのですが、この季節は日の出に合わせて
早朝3時くらいから写真愛好家の方たちが集まり始めます。
勿論そこまで無理をする必要はありません。
紅葉が水鏡に映るのも十分絶景ですから、昼間に訪れるのも大丈夫です。
同じ国立公園内にある「沼めぐりの小道」などフォトジェニックなスポットは沢山です。
のんびり散策しながら美しい景色や野鳥を観察しましょう。
またこちらの散策コースの入り口には「蔦沼温泉」があります。
大正時代に建てられた歴史ある温泉宿で疲れた体をリフレッシュさせてから
帰宅することができますよ。