空港には空港でしか購入できないものも多数販売されているのをご存知でしょうか?
日本国内でよく知られたブランドも空港限定のアイテムを用意しています。
例えば生活用品や食料品などで人気の無印良品では旅関係のグッズのみを取り扱う
「MUJI to GO」というショップを新千歳空港、成田空港、関西空港で展開しています。
おしゃれで着心地の良い洋服を扱うことで知られるセレクトショップのユナイテッドアローズも
羽田空港などで空港限定ショップがあります。
空港限定ショップというだけあって、町中にある店舗とは取扱商品が異なります。
旅行の前に見ているだけでも旅の気分が高まるラインナップです。
かわいいものが好きな女性に大人気のブランドサマンサタバサは羽田空港第二ターミナルの
セキュリティゲート内に店舗を構えていますが、店員の制服が50~60年代の客室乗務員風のタイプです。
とてもオシャレでキュートなデザインの制服を来て写真撮影もできるので女性に大人気です。
サイズは小さいお子様のサイズからあるので家族で撮影に訪れる方も多いようです。
他にも空港には旅行に必要なグッズを専門に取り扱う店舗がいくつもあります。
旅行に行くための準備としてショッピングモールに買い物に行く方が多いと思いますが
実は旅行グッズなら空港に行くのが一番品揃えが良いということも多いです。
更に、町中のお店ではめったに取り扱いがないのが外国人向けに開発された商品です。
空港ではこうした珍しい商品も多数取り扱われているので、眺めているだけで楽しいものです。
海外の方に特に人気なのが日本の電化製品です。
多くは観光客向けにセキュリティゲートの中に店舗がありますが、羽田空港や関西空港など
一部の空港ではセキュリティゲートの外で販売している店舗もあります。
そうした電化製品の中で特に目につくのが温水シャワー付き便座、炊飯器、魔法瓶という三種の神器です。
日本の電気屋さんに足を運べば目に入るテレビやパソコン、スマホといったものではないのに驚くことでしょう。
飛ぶように売れているのは炊飯器です。
どれも10万円以上するような高価な製品ですが特徴は「中華粥」という日本向けの製品には
搭載されていない機能です。
色も目に鮮やかな赤が多いことに気付くでしょう。
縁起が良いとして中国人に好まれるカラー展開をしているのです。
魔法瓶は大量買いする中国人が多いです。
手頃な価格で購入できるので身近な人たちへのお土産として何個もまとめて買うようです。
どの製品にも「メイドインジャパン」と大きく書かれているのが日本製品への揺るがない信頼を感じさせますね。
他にも外国人向け商品として日本を感じさせる「抹茶味」や「さくら味」などが人気です。
羽田空港で抹茶味?京都じゃないのに?と日本人なら疑問に思うかもしれませんが
外国の方からすれば「日本っぽい」ことが大事なようで、あまり気にしないことが多いようです。
日本人も南国にいけばとりあえずマカデミアナッツを買ってしまうように、イメージが大事なのでしょう。