新千歳空港はまさに総合アミューズメント施設

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日本で最も「楽しい空港」と言えば新千歳空港の他にありません。
新千歳空港は飛行機に乗る用事がなくても、航空ファンでなくても、多くの人が訪れる一つの観光名所となっています。

元々、新千歳空港は日本の空港内でも最も商業施設の誘致に力を入れている空港でした。
新千歳空港は買い物、食事は勿論ですが、映画やテーマパーク
温泉、工場見学が楽しめる総合アミューズメント施設となっています。

食べ物関連

新千歳空港で特に充実しているのが食べ物関連の店舗です。
ご当地でしか販売していない地元メーカーのお菓子、北海道らしいチーズやバターを使った乳製品やスイーツ。
カニ、いくら、ホタテなど「ザ・北海道」な海産物、じゃがいもやとうもろこし、アスパラガスなど地場野菜も充実しています。
北海道旅行のお土産にピッタリな箱入りの商品だけではなく、地元スーパーのような生鮮品売り場のようなコーナーもあり
さながら全国のデパートでも大人気の北海道物産店の大規模バージョンといった感じです。

飲食店関連

最も注目したいのが「ラーメン道場」です。
ここには北海道内でも特に大人気の有名ラーメン店が出店しているエリアです。
観光客が旅行雑誌を見ながら「ここのラーメンを食べたい!」と思ったお店の大半がここで揃います。
新千歳空港に到着した時、新千歳空港から再び飛行機に乗る時、旅行の前後に名店のラーメンを堪能できます。
観光地が広大なエリアに広がっている北海道なので、遠くて訪れるのを諦めたラーメン屋もここで制覇できるでしょう。
他にも北海道名物のジンギスカン、新鮮な魚介を使った寿司屋などもあります。
北海道の食に関するものはここで全て揃うといっても過言ではありません。
新千歳空港に行く時には、必ずお腹を減らしてから訪れましょう。
なにせ、ここは日本で一番試食ができる空港。
食品関連エリアをぐるりと廻るだけでお腹がいっぱいになるでしょう。

充実のアミューズメント施設

新千歳空港は先にも書いたように、総合アミューズメント施設です。
何よりすごいのが「新千歳空港温泉」でしょう。
ここは「空に一番近い温泉郷」と銘打っており、空港内にも関わらず
大浴場、露天風呂、サウナ、マッサージ、エステサロンが供えられています。
この温泉のお湯は源泉から運ばれてきたナトリウム塩化物泉で、23時間営業、宿泊も可能です。
大雪で飛行機が遅延・欠航があっても、温泉に浸かりながらのんびりした優雅な時間を過ごすことができます。

また空港利用客だけではなく地元客も多く利用するのが「ソラシネマちとせ」です。
日本初の空港内シアターとしてオープンした施設では、最新作から子供向けの作品など
常時3スクリーンで上映しており3Dにも対応しています。

子供が楽しめるドラえもんやハローキティのテーマパークやゲームセンターは大人気ですし
大人も楽しめるドイツ・シュタイフ社のぬいぐるみミュージアムもおすすめです。
社会科見学としておすすめなのは「ロイズコンフェクト」のチョコレート工場です。
ここではチョコレートの製造工程がガラス越しに見学できます。
他にもチョコレートの歴史などや世界のコレクションを学べます。

新千歳空港がなぜここまでアミューズメント施設化しているのはどうしてなのでしょうか?
大雪や欠航が多いことが理由かと考えられますが、実は新千歳空港の欠航率は他の空港と比べて
特出して高いということはありません。
除雪車両も多く所有しており、除雪能力も非常に高いからです。

考えられる理由としては、新千歳空港が札幌市から離れた場所にあるという点でしょう。
札幌駅からは快速に乗っても新千歳空港までは40分程度かかります。
札幌駅から新千歳空港の間には観光地らしい観光地もないので余計に長く感じるかもしれません。
移動距離が長くなるため、できるだけお土産などの手荷物を少なくできることはメリットです。
こうした点から利用客の利便性を高めるために様々な施設が充実していったのかもしれませんね。