国際線で長時間のフライトに搭乗するときの醍醐味として、機内食があります。
提供される機内食は航空会社や路線、季節によって異なります。
飛行機に乗っているときにしか食べられないスペシャルな料理のファンは多く楽しみにしている方も多いです。
ANAやJALでは機内食のお取り寄せ販売も行われているほど、機内食のファンは多いです。
しかし、一方でどうにも機内食は苦手という方も少なくありません。
お肉が脂っこくて苦手、味が濃すぎて受け付けない、健康上の理由で食べられない物が多いと言った理由です。
そんな方は機内食を無理に食べる必要はありません。
ぜひ、特別メニューを頼んで見て下さい。
特別メニューは航空券の予約受付に申し込めばOKです。
航空会社や提供される食材によって予約時間は異なりますが
飛行機が出発する24時間~72時間前までに予約をすれば特別メニューを出してくれます。
旅行会社で予約した場合、パックツアーの場合は旅行会社に伝えればOKです。
この特別メニューには様々な種類があります。
・乳児用……粉ミルク、離乳食
・子供用……ハンバーグやフライドポテトなど小さいお子さんが食べやすいメニュー
・健康上の理由用……低糖質や低グルテン、低塩分、消化に良いもの、低脂肪、低乳糖など
・ベジタリアン用……卵と乳製品が使われているメニューと、更に卵や乳製品も使っていないもの
・ヒンズー教徒用……牛肉を使わないメニュー
・イスラム教徒用……豚肉を使わないメニュー
・ユダヤ教徒用……ユダヤの掟にしたがって調理、祈祷、封印されたメニュー
・アレルギー対応食……アレルギー表示食品を取り除いたメニュー
その他、シーフードミール、フルーツミールなどなど
元々は通常の機内食が食べられない人に向けて作られた特別メニューですが
健康上や宗教上の理由がない場合でも注文可能です。
「ダイエット中だから低カロリーで低糖質な糖尿病用メニューを注文しよう!」とか
「深夜便だからお肉よりも軽いフルーツ中心のメニューがいいな」とか
「いつも同じようなメニューで飽きてしまった」など
どんな理由でも特別職の提供を断られることはありません。
各社によって提供されるメニューに幅があるので、予約時にどんなメニューがあるか確認するのがおすすめです。
こうした特別メニューは通常の機内食よりも先に提供されます。
機内後方の席であっても、最初に届けられるので待たなくても良いというメリットや
本当はお肉が食べたいのにお魚しか残っていなかったという残念なケースを予防することができます。
ただし、中には「これなら通常のメニューの方が良かった」ということもありますので
味にこだわりたい方は口コミなどを調べ、自己責任で注文してください。
飛行機内で食べる食事は、旅行のワクワク感を高めるだけでなく、旅行の思い出になるものです。
苦手なものを我慢して食べるよりも、食べられるものを無理せずに食べて快適に過ごしましょう。