韓国の格安航空会社ティーウェイ航空が
ソウルと佐賀、熊本、大分、鹿児島の各空港を結ぶ路線を
19日から運休すると発表しました。
これは日韓関係の悪化から訪日/訪韓旅行を控える動きが
広がっているからです。
同じくイースター航空は9月5日から清洲と札幌(新千歳)路線を
6日から清洲ー関西路線、18日から仁川ー茨城を結ぶ路線を
運休するとしています。
チェジュ航空も静岡ーソウル便を段階的に減便するとしており
今月は週5便を週4便に、9月以降は週3便へと減便になります。
ジンエアーも仁川ー大阪便を28便から18便に減便し
仁川ー福岡を28便から18便へ縮小します。
他の路線でも釜山ー大阪、仁川ー成田・北九州区間が週7便ずつ減便と
言うように大幅に日本路線の座席を減らしています。
エアプサンも新千歳と韓国を結んでいる便が減便になります。
こうした背景から、日韓関係が悪化していることを
LCC業界がダイレクトに影響を受けていると報道されてもいます。
しかし訪韓を控える人たちが旅行を諦めたわけではありません。
このタイミングでタイを拠点とするLCCのノックスクートは
成田ーバンコク線を週7往復から11往復に増便すると発表しました。
またベトナムのLCCであるベドジェットエアは7月12日に
成田ーホーチミン路線を、10月27日は羽田ーダナン路線を就航し
毎日運航となります。
やはり人気観光地であった韓国へ行っていた人
行こうとしていた人たちが他の観光地へ流れているのは明らかですね。