グランドスタッフにはないけれども、キャビンアテンダントにはあるもの。
それは「ステイ」現地滞在です。
そのステイには一般人が想像もつかないような「お楽しみ」がたくさんあります。
主な楽しみの一つはショッピングです。
キャビンアテンダントの中には、ステイ中のショッピングに命を賭けている!
と言えるほど熱心な人たちがいます。
ではステイでどのようなショッピングをしているのか、その実態について
詳細に見てみましょう。
全てのキャビンアテンダントがそうではありませんが、多くの人は
ここで紹介するような形でショッピングを楽しんでいると言えます。
■ハイブランドの最新アイテム
国際線のキャビンアテンダントでは、主にヨーロッパフライトの場合に
ハイブランドのアイテムが日本よりもお手頃価格で購入できることから、
給料の大半を買い物に費やす人もいます。
日本でモンクレールやゴヤールなどのブランドが流行した際には、
火付け役はキャビンアテンダントだと言われていたほどです。
その証拠にキャビンアテンダントのほとんどがモンクレール!
という時代があったほどです。
それぐらい彼女たちは流行に機敏に反応しているのです。
ヴィトンやシャネル、プラダといった超王道の老舗ブランドではなく、
まだ日本未上陸で現地で話題となっているブランドのアイテムが、
彼女たちのターゲットになりやすい傾向にあると言えるでしょう。
■ターゲットはファッションアイテムだけではない
一通りのファッションアイテムを揃えてくると、次のターゲットになるのが
クリストフルなどの高級カトラリーや食器などに目を移す人もいます。
嫁入り道具として一式集めるために、フライトのたびに少しずつ買い集める
そんなキャビンアテンダントも少なくありません。
コツコツ買うのは免税での購入には制限があるため、一度に全部買う
ということができないためです。
■偏移しつつあるショッピング事情
バブルが崩壊して以降は、キャビンアテンダントの細部事情も厳しくなっており
ブランド品を買い集めるというよりは、ステイ先の現地でしか楽しめない
グルメなどを食べたり、ちょっとした雑貨を集める傾向に偏移しつつあります。
現地でしか楽しめないものとなれば、グルメとなるのは道理でしょう。
■クルー割引を活用する
キャビンアテンダントはほとんどの空港での買い物時に、クルー割引と
言われる格安価格で化粧品などを購入できます。
そのため、国際線のキャビンアテンダントになれば世界中で
お得な価格で最新アイテムの買い物ができると考えていいでしょう。
そうなればキャビンアテンダントが流行に敏感であるのも当然と言えます。