飛行機が正面衝突を避ける仕組み

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空港周辺は毎日多くの飛行機が飛び交います。
世界で最も発着回数が多いと言われるのが、アメリカのハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ空港です。
この空港では年間約90万回発着数があるとされています。

日本の空港でも羽田空港や関西空港などは発着数が非常に多く
毎日、毎時、たくさんの飛行機が飛び立ち、着陸します。
これだけ多くの飛行機が飛び交う中で、不思議に思うのが、飛行機同士が衝突しないのか?という疑問です。

もちろん、飛行機が正面衝突してしまえば、多くの人命が失われる大事故となります。
少しの接触でもやはり、大事故に繋がりかねませんから、飛行機同士は一定の距離以上に
近づくことがないように徹底して管理されています。

それを実現しているのが、航空交通管制官です。
飛行機は常に、航空路や巡航高度を彼らに指示されており、ぶつかる心配はありません。
日本では、対抗する飛行機同士は高度2万9000フィート(約8800メートル)以上の場合
2000フィート(約600メートル)、それ以下の高度では1000フィート(約300メートル)の
高度差をつけて飛ばなくてはいけないという規制があります。

とはいえ、飛行機はとてつもない速さで上空を飛行しています。
互いに向き合った飛行機の相対速度は、時速1800キロメートルになるため
ジェット機同士がすれ違ったとして、そのスピードは0.2秒です。

パイロットが遠くに点で飛行機を認識した瞬間には、もうすぐに目の前に迫ってくるスピードです。
肉眼で確認して「危ない!避けろ!」と対応しても、危険は回避できません。

このため、飛行機には飛行機自体が衝突を防止する機能を備えています。
それが1980年代後半に導入されたTCASです。

TCASは、「traffic alert and collision avoidance system」の略で、日本語に約すと空中衝突防止装置です。
これは航空機同士で電波をやりとりしながら、相互に進路を確認して
万が一衝突の可能性がある場合に、パイロットに画面と音声で知らせる装置です。
日本では、客席数19を超える旅客機にはTCASの搭載が義務付けられています。

この他にも空には「進路圏」といった航空機相互間のルールが定められており
正面衝突しないように仕組みが作られています。