フランスには世界遺産に登録されている観光スポットがたくさんあります。
特にパリのセーヌ川河川付近にはたくさんの世界遺産があるため
パリを訪れるだけでもいくつもの世界遺産を見ることができます。
パリのセーヌ河岸
フランスを代表する観光地「エッフェル塔」はフランスで最も多くの人が訪れる世界遺産です。
そしてその足元に広がるシャン・ド・マルス公園も世界遺産です。
それもそのはず、パリのセーヌ河岸はまるごと世界遺産に登録されているからです。
エッフェル塔はフランス革命100周年を記念してパリ万博の際に建設されました。
当時はパリの景観に影響を与えるという声もあったそうですが
現在はエッフェル塔のないパリは考えられないほどパリの顔となっている
この他、ノートルダム大聖堂、ルーブル美術館、オルセー美術館、シャンゼリゼ通りなど
パリの観光地がぎゅっと詰まったエリアなので訪れない理由はありませんね。
ヴェルサイユ宮殿
ルイ14世が建造したヴェルサイユ宮殿は世界一豪華な宮殿と言われる世界遺産です。
フランス絶対王政時代を象徴する建造物で、莫大な費用と年月をかけて建造されました。
バロック様式の3階建ての宮殿で、王妃の居室などを見学することができます。
フランス革命期を舞台とした漫画『ベルサイユのばら』を思い出す人も多いでしょう。
「朕は国家なり」と豪語した太陽王が建設した宮殿というだけあって
全て見学しようとすると丸一日かかってしまうほど広大な宮殿です。
じっくり見学したい人は丸一日使う覚悟で見学スケジュールを立てましょう。
モン・サン・ミッシェル
世界の美しい風景として頻繁に取り上げられるのが世界遺産モン・サン・ミッシェルです。
フランスで最も有名なカトリックの巡礼地であり同時に観光名所でもあります。
モン・サン・ミッシェルは「西洋の驚異」と呼ばれるほど美しい建造物です。
パリからは少し離れた土地にありますが、時間をかけてでも訪れる価値のある世界遺産です。
モン・サン・ミッシェルはこの地の近くに暮らしていた司教が
夢の中で大天使ミカエルからお告げを受けたところから始まります。
幾度となく増改築が繰り返され、13世紀頃に今の形となったと言われています。
ピレネー山脈のモン・ペルデュ
フランスといえば豪華絢爛な建築物など文化遺産の知名度が高いのですが
ピレネー山脈のモン・ペルデュもフランスの世界遺産を語る上で欠かせません。
スペイン側とフランス側のピレネー国立公園の一部から構成される世界遺産で
ガヴァルニー圏谷やエストーベ圏谷、トルムーズ圏谷など氷河が作り上げた絶景を堪能することができます。
また絶景だけではなく、猛禽類、ヒグマなど多種多様な生物が暮らす保護区でもあります。
農牧民の暮らしを残す場所でもあり、牧歌的な風景見て歩くことができます。
1時間程度の散策から、本格的なハイキングまで所要時間や体力に合わせて
見学するルートを選べるのも魅力です。
