経営危機の航空会社が打ち出した驚愕の新サービスとは?!

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飛行機好きの方の中には、飛行機の操縦を体験してみたい
そんなサービスがあってもいいのではないか?と考えるのではないでしょうか。

鉄道であれば実際の運転体験をするサービスがあるので、
飛行機にも同じようなサービスがあってもおかしくはありません。

しかし飛行機は空を飛ぶという性質上、さまざまな法律に縛られており
正式な資格を持ったパイロットでないと操縦することはできません。

とはいえ、それを疑似的に体験できるサービスを開始した航空会社があります。
それは日本の航空会社で、北九州市を本拠地にしているスターフライヤーです。

ではその疑似的に操縦を体験できるサービスがどのようなものなのか、
詳細に見てみましょう。

■スターフライヤーとはどういう航空会社なのか

スターフライヤーは、九州各地を結ぶ便を展開する航空会社で
中堅航空会社(MCC)と呼ばれています。

LCCよりも一段上の「プレミアム路線」として、ゆったりした座席や
格調高い座席などを売りにして集客を伸ばしてきました。

しかし新型コロナウィルス感染症が広がりを見せたころから、
その影響をもろに受けてしまい大幅な旅客減となり収益を圧迫されました。

そういった中で、スターフライヤーは少しでも収益を改善させるために、
パイロット体験企画を始めたのです。

■パイロット体験企画とはどういったものか

パイロット体験企画とは。、北九州空港にあるスターフライヤーの
訓練施設にある実際にパイロットが使用するフライトシミュレータを使い。
本番とうり二つの操縦疑似体験ができるというサービスです。

このサービスは単純に操縦体験だけではなく、乗務までの一連の流れを
本番そっくりに体験できる点にあります。

パイロットが着る本物の制服を着用して、フライト前に行われる
ブリーフィングという打合わせに参加し、客室乗務員らとともに
当日の気象条件や飛行ルートなどを確認する作業も行います。

まさに本番さながらの手の入れようと言っても良いでしょう。

■国土交通省も認めたエアバス320型のフライトシミュレータ

実際の疑似操縦で使われるのは、国土交通省も認めたエアバス320型の
フライトシミュレータで行われます。

コックピットに座り、パイロットのサポートを受けながら
操縦かんを握って離陸し、臨場感にあふれた空の旅を満喫します。
着陸後はシミュレータに設置された記録ビデオで、フライトを最初から最後まで
振り返ることができます。

まさに飛行機好きにとっては垂涎もののサービスと言っても良いでしょう。

■100倍もの応募が殺到したサービスで経営危機を乗り切る

この疑似操縦のサービスはコロナ禍となる2021年3月に限定3日間で募集し、
その後も何度も開催されています。

参加するためにはスターフライヤーのマイレージ会員である、
「スターリンク」であることが条件となっています。

料金は1回10万円とかなりの高額となっていますが、初回6人の枠に対して
なんと100倍もの応募があったのです。

この数字は驚異的な倍率と言えるでしょう。
飛行機マニアでなくても、一度は体験したいサービスではないでしょうか。
10万円でこれだけの体験ができるなら、応募が殺到するのも納得です。