仕事をしていると自分のレベルに満足してしまう瞬間があります。
現状に満足して、このレベルまで来たら十分だなって思う事は
多くの人にある感情ですから否定してはいけません。
しかしその現状に満足することと、そこで終わってしまう事とは意味が違います。
現状に満足しつつも、その先を目指すことが大事なのです。
小さな組織で1番になったとしても、それはその組織の中での話でしかありません。
外に出れば、自分と同じような高いスキルを持った人がいることでしょう。
そういった人達と競争することで、自分の未熟さが見えてくるものです。
そこでまだまだ自分には成長要素があると感じることができて、
その中で高みを目指す、努力することで更なる満足を得られるようになります。
これをせずに井の中の蛙になってしまうと、それ以上の成長は見込めません。
世界を相手に戦うことができる立場にあるなら、尚更その意識を持つべきでしょう。
航空業界はまさに世界を股にかけて働く職場ですから、世界でナンバー1になるという
目標を持って働き続けることは、無謀でもなんでもなく見据えるべき目標だと言えます。
どのような業界であっても、どのような仕事であっても、現状に満足することなく
より高い自分、より満足感の得られる仕事を目標にしていく事が重要です。
適当に働いて給料が貰えればそれでいいんだよ。
と考えている人は、そのレベルで止まってしまいます。
万が一、何が大きなことが起こった場合に、そういった人は真っ先に切り捨てられる
そのリスクがあることも知っておかなければなりません。
より高みを目指して仕事をすることは、人生の豊かさにもつながっていきます。
そのような考え方を「必死だね」などと茶化すことは間違っているのです。
井の中の蛙、大海を知らず
とはまさに言いえて妙だと言えます。
大海にはまだ見たこともないような楽しいこと、ワクワク感が待っているかもしれない。
その分だけ辛いこと、苦しいこともあるでしょう。
でも、その先の景色を見ようとすることは、恥ずかしいことではありません。