会社は社員の価値を上げるための存在である

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■会社のために働くのではなく、自分のために働く

社員は会社のために働くのではなく、自分のために働くことを意識する。
会社は社員の価値を上げるためのツールであると認識すべきです。

社員が自分のために働くことで、結果的に会社の利益になるなら
それが一番いいという考え方です。
社員がスキルを身に着けて、他の企業へ転職するならそれは仕方のないことです。
会社にそれだけの魅力がないからと割り切るしかありません。

会社がすべきことは社員がその会社で働きたいと思えるような、
会社の価値を上げていくことに尽きるのではないでしょうか。

転職した社員がまた戻りたいなと思ってもらえたとすれば、
企業としてこれ以上嬉しいことはないでしょう。

ですから社員は会社のために働くのではなく、自分のために働くべきです。
自分のために働けない人が、会社のために働けと言われても
それはただ強制されているだけで「楽しくない」わけです。

自分のために働くからこそ、やる気が出るというのは間違いでしょうか。
人生において働いている時間というのはかなり長い時間になります。
そんな長時間、長期間を費やすことを楽しまなければ嘘でしょう。

自分の仕事に面白さ、楽しさを感じて働ける方が、辛い思いをして
強制的に嫌な事をする仕事より何万倍も良いに決まっています。

■再雇用すべき

日本で再雇用を実施している企業は少数派です。
再雇用とは、一度会社を離れて別の企業に転職したあと再び戻るパターンの事です。

どうして再雇用しないのでしょう。
多くの理由は会社から離脱することは不義理であるという考え方があるからです。

しかしよく考えてみて下さい。
どこで働くかを労働者が決めることは、それほど不義理な事でしょうか?
そして戻りたいと考えることは、そんなに自分勝手な事なのでしょうか?

LCCの一部企業では再雇用を認めています。
それは川で孵化した鮭が、川から海に出て過ごして、再び母なる川に戻ってくる
そういうイメージを持っているからだそうです。

やっぱりここで働きたいなと思わせるだけでの魅力がある企業ならば、
再雇用を認めるだけの度量があると考えられるでしょう。

■社長は一番下で良い、現場が一番

企業にとって一番大事なのはお客さんであり、社員です。
社員は社長のために働くのではなく、自分のために働くのです。
そしてそれは結果的にお客様のためになります。

つまりピラミッドで言えば、お客様が一番頂点に存在していて
それを支えているのが社員です。

社長は会社の長ではありますが、前面に出る存在であってはいけません。
一番下の存在で良いのです。

誰が誰のために働き、報酬を受け取るのか。
社長のために働いて、社長からお金を受け取っているのでしょうか?
そうではありませんよね。

お客様のために、社員が働き、お客様からのお金を原資として報酬を受け取っているのです。
社長は一社員にすぎません。
それを勘違いしている企業が日本には多すぎると言えるでしょう。