プライベートジェットというと大富豪が持つものというイメージがあると思います。
一般の日本人の感覚からすると普通に所有するなんてありえないものです。
実際、日本で登録されているプライベートジェットは約30機です。
日本の飛行場に飛行機を置いておくと高額な費用がかかるため
外国籍の飛行機を所有し、普段は海外の空港に停めているという日本人オーナーもいますが
そうした例外を加えたとしても、日本人のプライベートジェット所有率はそれほど高くありません。
しかし世界的に見るとプライベートジェットの数はそこまで少ないわけではありません。
世界全体では2万を超えるプライベートジェットが登録されており日々、空を飛んでいます。
ちなみに日本で一番プライベートジェットが離発着しているのは名古屋空港です。
トヨタ自動車の社員がアメリカへ出張するために自社のビジネスジェットを使っているので
他の空港に比べてプライベートジェットの利用回数が多くなっています。
このプライベートジェットの清掃を専門に担うサービスも空港には存在しています。
1回の利用料は約100万円です。
とても高額ですが、プライベートジェットを持てるほど裕福な層の方からすると
決して高い金額ではないのでしょう。
清掃を依頼すると車の洗浄と同じように専門のスタッフが機体を洗ってくれ
ワックスをかけて磨き上げてくれます。
このサービスはアメリカで研修が行われているそうで、専門的な知識を持ったスタッフが担当します。
また空港で働く人で珍しい職業としては食品用ラップフィルムのようなビニールで
荷物をぐるぐると巻いてくれるサービスです。
日本の空港ではほとんど見かけることはありませんが海外のLCCターミナルによくいます。
スーツケースをぐるぐるラップで巻くことで開封しにくくなり盗難防止になる他
複数の荷物を一つにまとめるのにも利用されます。
LCCは持ち込める荷物の数によって追加料金が発生することが多いです。
ラップで巻くことで荷物の数を減らすことができるので、それだけお得になります。
ちょっとした節約術ですね。
