客室乗務員への厳しい身体検査

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客室乗務員キャビンアテンダントと言えば、華やかなイメージを持っている人が
多いのではないでしょうか。

昔から憧れの職業であることは間違いありません。
容姿端麗であることが採用条件の1つとまで言われていますが、
いくら容姿端麗であっても航空会社の定めた「身体条件」を満たしていなければ、
キャビンアテンダントには採用されません。

■身体条件とは

採用されることの第一の身体条件として「健康」であることがあります。
キャビンアテンダントの募集要項には「航空機乗務に支障のないこと」とあります。

これはキャビンアテンダントが高度1万メートルの上空を仕事場とする特殊な環境であり、
地上で仕事をするよりもはるかに体力を必要とするからです。

またキャビンアテンダントは保安要員という重要な任務もあるので、
「健康」であることが基本として求められるのです。

■採用時の検査

キャビンアテンダントの採用時には、様々な検査が行われる。
例えば、内科、眼科、耳鼻咽喉科、整形外科、泌尿器科、血圧、尿検査や
握力、背筋力などを測る体力測定も行なわれる。

単純に容姿端麗であれば良いというわけでなく、非常に高い身体能力と
健康状態を求められます。

■特に厳しく見られる項目とは

様々な身体検査を受けるキャビンアテンダントの採用ですが、
それらの中でも特に厳しく見られるのが、耳鼻咽喉科と整形外科です。

飛行機は気圧変更が激しく、上昇、下降を繰り返し行うことになるので
それらの変化に鼓膜が圧迫され中耳炎になりやすい。

そのため、耳鼻咽喉科に関連する部分で機能的に悪い部分があれば、
それだけで不合格となってしまいます。

また、機内では長時間立ちっぱなしになり揺れる機内の中で
動き回ることが求められることから、腰痛など整形外科に関連する持病があれば
それも不合格となってしまいます。

■身長も基準がある!?

身長については応募資格に明記はありませんが、低いと不採用になります。
これはスタイルの問題ではなく、機内の頭上にある手荷物の収納場所に
手が届かないと作業が滞ってしまうため、不採用となります。

単に背が低い=見た目の問題ではないのです。

■キャビンアテンダントに求められるもの

それは美貌ではなく健康だと言えます。
いくら美貌があっても、健康面で問題があれば採用されません。

何より重要となるのが、飛行機を安全に運行するために必要な条件であって、
身長が高ければよいというわけでもありません。

身長が高くても、耳に問題があれば不採用になります。
腰痛の原因になる問題があれば、それも不採用になるのです。

これは差別ではなく、飛行機を安全に運行するためのリスク排除であって
必要不可欠な事だと言えるでしょう。

華やかなイメージが強いキャビンアテンダントの仕事ですが、
採用にあたっては厳格な身体検査が求められるのです。