最も事故発生率の高い「魔の11分間」とは?!

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飛行機に乗って長距離を移動したあと、機内の窓から目的地の空港が見えてくると
今回のフライトも無事に終わった、これで一安心だとホッとする人が多いのではないでしょうか。
しかし、実は陸地が見えたから一安心!ではないのです。
なぜなら、航空事故の約7割が離着陸の前後に起こっているからです。

飛行機事故というと墜落事故を思い浮かべる方が多いでしょう。
フライト中の飛行機のエンジンが故障して、墜落したり不時着したりという印象を抱く方が多いのですが
実際に起きている事故件数の多さで比較すると、墜落事故が起こる可能性は極めて低く
圧倒的に着陸前後が多くなっています。
このため、安心するのは「まだ早い!」となるのです。

■「魔の11分」とは何か?
離着陸時に事故が多いことから、この時間帯を「魔の11分」と言うことがあります。
離陸の滑走開始の3分間、着陸の8分間を足した11分の時間が最も事故が起きやすく
危険な時間帯だという意味です。
英語ではCritical eleven minutes(クリティカル・イレブン・ミニッツ)と言います。

航空機が飛行する時には、必ず離陸⇒上昇⇒巡航⇒進入⇒着陸という行程が必要です。
飛行機が滑走し、陸から離れて上昇するまでの時間を離陸といい
逆に飛行機が空港に下降し空港へと近づき、滑走路に接地し、完全に停止するまでを着陸と言います。
この11分が最も事故が多い時間帯なのです。

■なぜ、巡航中よりも離着陸時に事故が多いのか?
飛行機で一番被害が大きくなるのは、巡航中に起こる墜落事故です。
しかし、実際に件数で見ると、圧倒的に多いのが離着陸時の事故です。

これには勿論きちんと理由があります。
最も大きな理由は、「飛行機は空を飛ぶ為に作られた乗り物」だということです。
たくさんの人や貨物を載せて、長距離を移動する飛行機は空を飛ぶための乗り物です。
このため、最も安定するのは巡航中なのです。
巡航中に安定して飛べることを一番に考えて設計されているからです。

ところが、飛行機の離着陸とくのは、飛行中とは逆の操作が必要です。
飛行の開始と終了には、空気の流れに逆らう必要があり、ちょっとした判断ミスや気象条件など
些細な要因が複雑に絡まりあい、操作が途端に難しくなります。
パイロットの腕の見せ所は、実は巡航中ではなく、離着陸時なのです。