飛行機好きな方なら当たり前に答えられるでしょうか?
今回は空港クイズを5問用意しました。
○×で答えてみて下さい。
4問以上○で空港マスターです!
- 第1問 飛行時間がたった3分の空路がある?
- 第2問 管制塔の無線を聞くのは犯罪である?
- 第3問 高校生は飛行機の免許を取ることができる?
- 第4問 飛行機の滑走路は平らにつくられている
- 第5問 スチュワーデスの新しい呼び方はCAである
■第1問
答え:○
飛行機といえば「空の旅」というくらいですから、近い距離であっても
1時間くらいは飛行時間があるのが当たり前。
だからそんな短い空路はない!と思いきや、なんと片道3分の空路は実際に存在しています。
この日本一飛行距離の短い定期便を運航しているのが
那覇から約350キロ東にある南大東島と北大東島を往復している飛行機です。
こちらの距離は約12km。
時速50kmの車でもたった24分という短い距離を結んでいます。
使用されているのは小型プロペラ機DHC-8-Q100とQ300は
時刻表では飛行時間15分とされていますが風向きが良く短縮コースを運行すると
たった3分の飛行時間となります。
搭乗手続きや座席に乗り込むまでの時間の方がずっと長いくらいの
短い飛行時間の飛行機が実際に存在しているなんて驚きですね。
■第2問
答え:×
パイロットは離着陸の際、管制塔とやり取りをしています。
このやり取りは機密扱いで聞いてはいけないのでは?と思ったあなた、間違いです。
実はパイロットと管制等のやり取りは誰でも聞いてOKです。
この無線のやり取りを聞くためには「エアパン土レシーバー」という無線機か
スマホ/PCのLiveATC Air Radio(有料アプリ)が必要ですが
誰でも聞くことができます。
傍受できる内容は英語ですが、それほど難しい内容ではないので
航空業界の専門用語がわかるなら問題なく理解することができるでしょう。
ただし、聞いた内容を他人に漏らすと電波法に抵触してしまうので
聞く際には誰にも聞かれないようにイヤホンで楽しんで下さい。
■第3問
答え:○
普通自動車の免許は18才から取得することができます。
18才になれば高校生でも取得することができます。
そして飛行機の免許も実は17才から取得することができます。
つまり、普通自動車の免許を取るよりも先に
飛行機の免許が取得できてしまうということになります。
ちなみに17才からとなっているのは日本の話です。
アメリカではグライダー、気球の資格は14才から取得することができ
パイロットライセンスは16才から取得できます。
あまり現実的ではありませんが、飛行機を乗り回す高校生というのも存在可能なのです。
■第4問
答え:×
飛行機といえば平らの滑走路に離着陸するというイメージがあります。
しかし実は滑走路はどこも平らではありません。
よく見ると滑走路は中央が高く、左右が低い山形になっているのです。
これは傾斜を付けることで雨が降ったときの水はけが良くなるようにです。
滑走路を眺める機会があったら、じっくり観察してみて下さい。
■第5問
答え:×
かつて飛行機の客室乗務員をスチュワーデスと呼んでいました。
しかしこれは性差別にあたるとされ、世界的にスチュワーデスという呼び方は廃止となり
日本でも使われることがなくなりました。
その代わりに登場した呼び名がCA(キャビンアテンダント)です。
しかしこれはJALとANAが利用している和製英語です。
外国ではCAという呼び名は一般的ではなく「キャビンクルー」や
「フライトアテンダント」「インタープリター」などが使われます。
実際日本でもジェットスター・ジャパンではCAではなく
「キャビンクルー」という呼び方が採用されています。
普段はCAで困ることはありませんが
航空会社に就職を目指しているなら、各社の客室乗務員の呼び方について
覚えておかなくてはいけません。